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その交通事故のむちうちのセルフケア、本当に正しいですか?

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むちうちの症状に悩んでいる方は、事故の後から首や肩が痛くなったり手足のしびれで仕事や家事、育児に集中できない日々が続いて、どう過ごせばいいか不安な気持ちで検索していることと思います。

これまでに私が、むちうちの患者さんと長年向き合ってきた中で、セルフケアのやり方ひとつで回復のスピードが大きく変わることを実感しています。今回は、病院や整骨院に通いながら、自宅で安全にできるセルフケアのポイントをお伝えします。

院長:前田

むちうちは症状を放置せず、一日でも早く対処することが重要です

目次

むちうちのセルフケア、何から始めればいい?

むちうちの痛みやこり、頭痛、めまいといった症状は、首の筋肉や靭帯が損傷し、神経や血流にも影響が出ている状態です。事故直後はショックやアドレナリンの影響で痛みが少なく、病院でレントゲンを撮っても「骨には異常なし」と言われることも多いです。

病院や整骨院での治療が基本ですが、それと並行して、日常生活での過ごし方や簡単なケアを意識するだけで、痛みが和らぎ、回復が早くなることが多いです。

ただ、間違ったセルフケア、例えば無理なストレッチや強いマッサージなどはかえって悪化させることもあるので、時期や症状に合わせた正しい方法を知ることがとても大切です。

むちうちのセルフケアでまず意識したいこと

むちうちのセルフケアで一番大事なのは、いたってシンプルですが「無理をしない」ことです。

痛みが強い急性期に無理に首を回したり、強く揉んだりすると、損傷した組織にさらに負担がかかり、症状が長引くことがあります。まずは、医師や治療家の指示に従いながら、自分の症状に合った範囲でケアを進めるようにしましょう。

事故直後の急性期のセルフケアのポイント

事故直後、首や肩がズキズキ痛む、動かすと痛い、寝返りがつらいという状態のときは、炎症が起きている「急性期」です。

この時期にまず意識したいのは、安静です。

首を動かしすぎず、首に負担のかかる姿勢、たとえばスマホを長時間見たり、前かがみの姿勢などを避け、必要に応じて医師の指示で頚椎カラーや湿布をします。この時期は、ストレッチやマッサージは控え、治療院でのケアをメインにした方が安心です。

安静=体を休息させること、も大切な治療法の一つだと認識してください。

痛みが落ち着いてきた慢性期のセルフケアのポイント

痛みが少しずつ落ち着いてきて、動かしてもズキズキしなくなってきたら、血流をよくするケアが有効になってきます。

この時期にできるセルフケアの代表は、軽いストレッチと温めです。

首や肩の筋肉を優しく伸ばすストレッチや、蒸しタオル・ホッカイロで首を温めることで、こりや血行不良を和らげることができます。シャワーではなく湯船につかることも効果的です。

ただし、痛みがぶり返すようなら無理せず、その場でやめてください。

むちうちのセルフケアでやってはいけないこと

むちうちのセルフケアで特に気をつけてほしいのは、次の3つです。

まず、痛みが強いときに無理に首を回したり、強く揉むことです。これは筋肉や靭帯に負担がかかり、症状が長引く原因になります。

次に、長時間同じ姿勢を続けることです。デスクワークやスマホの使いすぎで、首が前に出た状態が続くと、首や肩への負担が大きくなります。

最後に、自己判断で薬を増やしたり、治療を中断してしまうことです。むちうちは症状が波のように変化しやすく、調子がいいからといって安心せず、医師や治療家の指示に従って通院することが大切です。

自宅でできる簡単なセルフケアの例

ここからは、病院や整骨院に通いながら、自宅でできる簡単なセルフケアの例を紹介します。

まずは、姿勢の見直しから。

座っているときは、背もたれに背中をしっかりつけ、頭が前に出ないように意識します。スマホやパソコンを使うときは、画面の高さを目の高さに近づけ、首を下げる時間をなるべく短くするようにしましょう。

座っている時は軽く顎を引く、立っているときは、かかとに重心を意識するようにしてください

次に、軽いストレッチです。

首を左右にゆっくり倒す、肩を軽く上げ下げする、肩甲骨を寄せる運動など、痛みが出ない範囲で行うと効果的です。1回10秒程度、1日数回を目標に、無理のないペースで続けることがコツです。

就寝時の寝た状態での3分程度の深呼吸法も効果的です。ポイントは、足裏からも息を吐き出すイメージで行ってください。

他にも、積極的に湯船につかることや、成長ホルモンを促進させるために22:00から23:00までに寝る習慣をつけることも相乗効果で回復力が高まります。

むちうちのセルフケアで大事なのは「続ける」こと

むちうちのセルフケアで一番大事なのは、毎日少しずつ続けることです。

1回だけやったからといってすぐに痛みがなくなるわけではなく、積み重ねていくことで、筋肉の緊張がほぐれ、血流がよくなり、結果として症状が和らぎます。

「今日はしんどいからやめよう」と思う日もあると思いますが、そのときは無理せず、深呼吸をしたり、首に負担のかからない姿勢で休むだけでもOKです。

セルフケアだけでは不安なときは

セルフケアを頑張っても、痛みがなかなか引かない、めまいや頭痛が続く、仕事や家事が思うようにできないというときは、セルフケアだけでは限界があるかもしれません。

むちうちの症状は、首の筋肉や骨だけでなく、自律神経や姿勢のゆがみ、過去のケガなど、複数の要因が絡んでいることがあります。

そのようなときは、専門の治療院で原因をしっかり見極め、それに合わせた施術とセルフケアのアドバイスを受けるのが一番の近道です。

まえだ整骨院のむちうちへのアプローチ

当院では、むちうちの患者さんに対して、3種類の独自検査で姿勢や筋肉、自律神経の状態を詳しく確認し、その方に合った施術とセルフケアのアドバイスを行っています。

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで一貫して担当するので、毎回の変化をしっかり見ながら、無理なく回復に導くことができます。

病院やほかの治療院で改善しなかった方、痛みが長引いて不安な方、仕事や家事に支障が出ている方、ぜひ一度ご相談ください。

微力ながら、むちうちでお悩みの方へのお力となれれば幸いです。


院長:前田

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福岡県福岡市中央区高砂1-22-6 シャティーヌアイ天神南1F
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