
院長:前田お気軽にご相談ください!

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発声障害で来院された女性(30代/自営業)の改善事例をご紹介します。


会話や発声時にスムーズに声を出しにくい症状が主訴。歌をうたう際に、低音はさほど問題は無いが高音時の発声障害があり声がかすれる。ポリープなどの組織異常は無し。食事中の嚥下障害も問題なし。
立位の姿勢での前側荷重が顕著で、巻き肩も確認。頚部可動域制限と肩から首にかけての筋群の過緊張著明。
後ろからの追突事故によりむちうち症になる。その後、声が次第に出ずらくなり、大きな声、特に高い声がかすれて満足に出せない。
検査では喉そのものの問題はなく、ボトックス注射など病院での治療も行っていたが大きな変化はみられない。仕事の関係上、早期の改善を求め知人の紹介で来院。
歌うことの多い職業のため、声が出ないことは死活問題でもあり、毎日が不安との闘いでメンタルにも支障をきたしている。
初回検査結果は以下の通り。
検査結果の分析により、むちうち起因の頚部への過負荷と血流障害および筋緊張過多、呼吸量低下と判断。
頚椎の矯正と筋緊張緩和による可動域回復、呼吸量の向上を最優先とした姿勢矯正と頚部と肩の血流促進・賦活に重点を置いた。


整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による姿勢調整、血菅加圧トレーニング法による血流促進および賦活をメインで施術開始。
頚部から肩、骨盤にかけてのリンパ調整を行う。
立位時の姿勢指導も行い、親指側・内側とかかとに重心を意識して立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、筋力増加を向上させるナッツや大豆などのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。
また、成長ホルモン促進のための入眠時刻と入眠時に行う3分程度の呼吸法も指導。
週2回ペースで施術を行い、4週目に頚椎の可動域改善がみられる。6週目には前傾姿勢が大きく改善に向かい呼吸量も安定へ。声の出にくさは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。


再検査による立位検査での重心位置、頚部可動域の回復。頚部と肩部の筋硬直も消失し、呼吸量も回復する。声が出にくい、声がかすれることもほとんどなくなり支障がなく歌うことが可能に。
会話力は完全に正常に戻り、ご本人が理想とする回復レベルまでほぼ到達、とのご報告を受ける。
施術開始、約2か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。


頚椎の異常と推測
検査で癌などの異常がなく、むちうち後に突然の発声障害ということでしたので真っ先に頚椎の異常を考えました。触診で首と肩周辺の筋肉も膨隆を確認し、喉の筋肉や気道内に負荷がかかっていると推測したため頚椎の矯正を行いました。
筋肉の緊張が解け、呼吸が安定したことで声の通りも良くなり、見事に仕事に復帰されました。
もしも声が出にくいなど発声障害でお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
発声障害について解説しているこちらのページもお読みください。








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根本改善を目指す当院では、原因特定のために初回の多くの時間を問診と検査に費やしています。
2回目以降は4,400円(税込)~
一日の予約枠が元々限られていることに加え、初回は問診・検査の入念な準備も必要になるため、初診受付は1日2名までに制限しております。予約が取りにくい曜日や時間帯もありますので、早めにご予約ください。