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【アキレス腱炎】シンスプリントも併発したスポーツ障害の症例
アキレス腱炎とシンスプリントで来院された女性(10代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
ランニング、ダッシュ、ジャンプ時の運動痛や疼痛が主訴。日常生活動作でも疲労が重なると痛みが発生。練習はペースを落として行っている状態。
立位の姿勢での外側荷重と前方荷重が顕著で、足の裏の前と外側に肥大したタコを確認。過去に足関節捻挫を繰り返している。
来院に至るまでの経緯
陸上種目での練習中に痛みが増大し走行困難になる。医療機関を受診し、アキレス腱炎と診断。シンスプリントにも以前から悩まされており、二重の痛みで練習もままならない状態になる。同級生の紹介で当院に来院。
大きな大会も控えており、早く治して練習に集中したいと焦りと不安を抱えている。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位前面での外・前側過荷重が著明
- 前脛骨筋とふくらはぎの筋群の硬直と腫脹が著明
- サーモグラフィーによる下腿部の温度は正常
- 片足立ちテストの不安定性大
- 血中酸素濃度基準値以下
検査結果の分析により、外側と前方重心の過荷重による下腿部への過負荷と血流障害と判断。
施術内容と経過
下腿部に負担のかかりにくい姿勢への矯正と炎症沈静化を最優先とした歩行矯正と下腿部の血流促進・賦活に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による歩行調整、血菅加圧トレーニング法による血流促進および賦活をメインで施術開始。
骨盤部から下半身にかけてのリンパ調整を行う。
立位時の姿勢指導も行い、親指・内側とかかと側に重心を意識して立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、回復力を向上させるナッツや大豆などのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。
週1回ペースで施術を行い、2週目に日常生活動作の疼痛の減少がみられる。3週目には運動痛が大幅に減少。痛みは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。

再検査による立位検査での重心位置、アキレス腱部と下腿部の疼痛と運動痛、足関節の可動域の改善、血中酸素濃度の基準値クリア。運動時と日常生活での疼痛も消失し、下腿部運動痛が完全に消失する。
施術開始、約1か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

足つかみ力は重要です
アキレス腱炎もシンスプリントも足の着地の乱れが大きく影響します。
過去の足関節捻挫の後遺症により、足裏の足つかみ力が弱化し、アキレス腱やすねの部分に無駄な負荷がかかり続けていたと推測されます。その補正を行うだけでも早期に回復することができました。
もしもスポーツによる足の痛みでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
アキレス腱炎・シンスプリントでお悩みなら…
アキレス腱炎・シンスプリントについて解説しているこちらのページもお読みください。




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