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【キーンベック病】交通事故による月状骨骨折の後遺症で手首が痛む症例
キーンベック病で来院された男性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
手を突いた時や重量物を持つ際などの疼痛と運動痛が主訴。パソコン業務時にも時間の経過とともに痛みが増大する。手首の掌屈背屈運動制限が著明。
立位の姿勢での前傾姿勢を確認。交通事故のケガによる、むち打ち症と月状骨骨折あり。
来院に至るまでの経緯
交通事故での自転車の転倒時に手を突き月状骨骨折を発生。その後、骨折の後遺症でキーンベック病に移行。病院との併用もかねてネット検索で当院に来院。
デスクワークが主で、時間の経過とともに強くなる手首周辺の違和感や痛みに悩まされている。後遺症を抱えていくリスクにストレスを感じており、一日でも早い回復を望んでいる。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- むちうちによる立位側面での前傾姿勢の頭部への過荷重が著明
- 胸鎖乳突筋・僧帽筋・前腕筋群の硬直
- サーモグラフィーによる手関節の温度低下
- 血液データの分析による異常は無し
- 血中酸素濃度基準値以下
検査結果の分析により、むちうちによる頚部のゆがみと前腕から手関節部への過負荷と血流障害と判断。
施術内容と経過
上半身の血流促進を最優先とした姿勢矯正と上肢の血流促進・賦活に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による姿勢調整、血菅加圧トレーニング法による筋力強化および賦活をメインで施術開始。
首から肩、手関節部にかけてのリンパ調整を行う。
立位時の姿勢指導も行い、かかと側に重心を意識して立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、血流促進を向上させるナッツや大豆などのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。
週1回ペースで施術を行い、約4週目に日常生活動作の疼痛の減少がみられる。6週目には業務時の疼痛が大幅に減少。痛みは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。

再検査による姿勢検査での重心位置、手首の疼痛と可動域、血中酸素濃度の基準値クリア。業務時と日常生活での疼痛も消失し、手関節運動痛が完全に消失する。
施術開始約3か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

血流促進に注力
原因が骨折の後遺症による血流障害のため、血菅加圧トレーニング法により血流促進を高めるリハビリを行いました。
運動を定期的にされている方でしたので回復力も早く、想定以上の回復スピードでした。
キーンベック病は難治性の一つでもあるため、筋力が弱いケースでも、いかに早期に回復にもっていくかが今後の課題になります。
キーンベック病でお悩みなら…
キーンベック病について解説しているこちらのページもお読みください。




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