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【腱鞘炎】産後の左手首の夜間痛と運動痛と炎症を免疫力強化で対応
腱鞘炎で来院された女性(30代/通信業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
左手首の屈伸痛と回旋痛が著明。特に子供を持ち上げた時とドアノブの開閉時の動作時に痛みが強く発生する。しびれ感などの神経症状は無し。
夜間に手首が頻繁にうずくこともあり軽度の腫脹も確認される。産後半年経過。
来院に至るまでの経緯
産後半年後ぐらいから徐々に強い痛みへと移行。周囲と比べても手首を頻繁に使う環境でもなく疑問を感じネットで検索。産後のホルモンバランスの影響で腱鞘炎になるという記事を読む。
子供を抱える時の手首の痛みで事故のリスクも懸念し、友人の紹介で当院に来院。夜間の痛みで睡眠不足がさらに拍車をかけ身体の疲れもピークにきている。早く改善して育児に専念したいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 手関節の可動域低下および腫脹
- 手関節の前腕筋群の過緊張
- サーモグラフィーによる手関節部の温度は正常
- 立位側面での左外側過荷重と巻き肩
- 血中酸素濃度基準値以下&血液データの分析からビタミン群の欠乏
検査結果の分析により、左外側過荷重および前腕部の血流低下と免疫力低下と判断。
施術内容と経過
免疫力の回復と前腕部の機能回復を最優先とした骨盤矯正と前腕部の血流促進、自律神経調整に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づく自律神経調整療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力向上をメインで施術開始。首・肩・手関節部のリンパ調整と血流促進を行う。
立位時の姿勢指導も行い、だっこ時にかかと・親指で地面を踏んで立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を向上させるサバなどのEPA・DHA、大豆、ブロッコリースプラウトなどビタミン群を多く含む食品の積極的な摂取を指示。
週1回ペースで施術を行い、約4週目に手関節部の可動域改善がみられる。5週目には運動痛全般が減少。痛みは残存しているが症状は沈静化の方向へ。

再検査による姿勢検査での立位姿勢正常化、前腕部の血流量、血中酸素濃度基準値。手関節部の可動域回復、疼痛、運動痛、夜間痛消失。睡眠状況も良好とのご報告を受ける。
施術開始2か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

免疫低下は症状を悪化させます
睡眠不足などで免疫力が低下すると負傷時の炎症を抑える力が弱まり痛みが強く出てしまいます。
産後半年ということもあり睡眠に関しては難しい部分もありますので、免疫を高める食事でカバーすることがベストです。
そのため当院では産後の症状に関して、自律神経のバランスを整え免疫力を安定させる手法でサポートしています。
腱鞘炎でお悩みなら…
腱鞘炎について解説しているこちらのページもお読みください。




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