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【自律神経失調症】頭痛と肩こりに耳鳴り、息切れも抱えていた更年期障害からの克服
自律神経失調症で来院された女性(50代/IT業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
重度の首こりと肩こり、頚部と肩部と腰部の鈍痛が著明。天候不良時のめまいや耳鳴り、頭痛に加えて夜間の息切れも定期的に発生。疲れやすく不眠の症状もあり処方薬も数種類服用している。
ストレスからくる睡眠不足や倦怠感が特に著明であり、顔色から免疫力がかなり低下している兆候が観察される。
来院に至るまでの経緯
更年期障害の自覚はしていたが日常生活に大きな問題はなかったためそのまま静観。50代半ばを境に頭痛や耳鳴りを発生し、次第に状態が悪化し始めたため医療機関を受診し自律神経失調症と診断される。
病院や鍼灸院、整体院などで治療を試してはいたが大きな進展はみられず解決策をネットで検索。その後、検索結果と類似症状の友人の薦めで当院に来院。
ハードな仕事のストレスとプライベートのストレスが重なり症状も悪化の一途をたどる。夜になると何とも言えない不安に急に襲われることも。心労で精神的にも弱くなっているため、早く治して以前のように普段通りの生活を安心して送りたいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 頚部から肩部の胸鎖乳突筋・僧帽筋の過緊張
- サーモグラフィーによる頚部・肩部・下腿部の温度低下
- 歩行動作観察から前方荷重著明による自律神経障害
- 血液データの分析からタンパク質・鉄・亜鉛・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、姿勢不良による自律神経障害と主要栄養素不足からの免疫力低下と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に頚椎を安定させるための体幹強化と首・肩の血流促進および自律神経調整と栄養指導に重点を置いた。

ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による歩行姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力強化をメインで施術開始。骨盤、体幹の強化と首から肩にかけてのリンパ調整と頭部の前方荷重補正を行う。
立位の姿勢時に体の中心・かかとで立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を向上させるタンパク質とビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。
初回~2週目/週2回ペース
頭痛や耳鳴りなどの主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
頭痛の頻度の減少はみられ始めるがまだ大きな変化は無し。
1か月経過/週1回ペース
倦怠感が改善の傾向が出始める。睡眠も波はあるが眠れる日も次第に増える。
2か月経過/週1回ペース
頭痛、耳鳴りともに減少傾向へ。首・肩こりも軽減の兆候がみられる。
3か月経過/週1回ペース
頭痛、耳鳴りともに激減傾向へ。倦怠感も感じない日も多くなり、息切れも頻度が減少。

6か月目の再検査による姿勢検査と血中酸素濃度ともに基準値クリア。頚部・肩部の体温も安定し、自律神経検査も良好。
耳鳴りは残存してはいるが頭痛は消失。ご本人から肩こりなどの身体症状もかなりの改善を実感し、睡眠状態も良好との報告。施術開始6か月時点で経過順調とする。
予後良好により現在定期メンテナンス中。
以下ご本人のメッセージ
おかげ様で体調もグンと良くなり色々と動けてます。心の状態は体に反映するということを身に染みて感じた今回です。
自分を見つめなおす良い機会だと思い、なるべく無理をしないよう心がけます。この度はありがとうございました。
院長からのコメント
嬉しいご感想ありがとうございます。今の時代、自律神経の問題でお悩みの方は非常に多いです。
睡眠さえしっかりしていれば自律神経の問題はおおかた未然に防ぐことができます。睡眠にこだわることをとにかく意識しましょう。
また有益な情報をお伝えしていきますのでまた今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
自律神経失調症でお悩みなら…
自律神経失調症について解説しているこちらのページもお読みください。




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