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【外反母趾・内反小趾】歩行痛と指の変形を筋力強化で改善した整体
外反母趾と内反小趾で来院された女性(40代/営業職)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
左右の両親指小指の疼痛、歩行痛、変形著明。特に早歩きの運動痛が顕著。足底筋の底屈・背屈力低下、下腿部の前脛骨筋の筋力弱化が観察される。右側の指が疼痛、変形ともに顕著にみられる。
足底筋群の筋力低下の影響により、つまずきやすく足裏のつりも頻発。足の裏の小指側と中指前側部に広範囲に肥大したタコを左右で確認。
来院に至るまでの経緯
歩行中と小走りの時の軽度の痛みから徐々に激痛に移行し、歩行が困難になり始める。以前より指の変形には気が付いてはいたが痛みが軽度であったため症状を放置。その後次第に痛みが強くなり、すぐに医療機関を受診し外反母趾と内反小趾と診断される。
現段階では手術までのレベルではないが今後の進行度によっては手術の可能性もあると説明を受ける。足裏マッサージやインソール、通販のグッズなど色々と試行錯誤し試してはいたが改善がみられず友人の紹介で来院。
営業職のため歩く事が多く、仕事にかなりの支障が出ている。何より海外旅行が趣味なため、変形の改善よりも歩行時の痛みを一日でも早く改善して、まだまだこれからも旅行をストレスなく続けれるようにありたいと希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位姿勢・歩行姿勢による左右両外側部・前部の重心過荷重
- 左右の足裏外側部・前側部の肥大したタコの確認
- サーモグラフィーによる、足関節部全体の温度低下
- 足裏の筋群、特に足底筋・母趾外転筋の筋力低下
- 血液データの分析からビタミン群の欠乏
検査結果の分析により左右両外側・前側部過荷重による足底筋・母趾外転筋の筋力低下と判断。
施術内容と経過
歩行動作の改善を最優先とした足底筋群・足裏筋群の筋力強化と血流促進・歩行矯正に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ療法と血菅加圧トレーニング運動療法。ペインシフト療法による歩行矯正をメインで施術開始。筋力強化および血流促進、姿勢と歩き方の補正を行う。
特に歩行時に、かかとから親指の流れで、内側に地面を踏む意識を強化させる。
あわせて食事指導も行い回復力向上のためビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。
初回~2週目/週2回ペース
歩行制限、疼痛など全体的な大きな変化はなし。一進一退の状況が続く。
2週目~4週目/週2回ペース
先週と同様大きな変化は見られない。運動制限、疼痛は残存。
1か月経過/週1回ペース
歩行時のつまずきの回数が減少しはじめる。運動制限、疼痛ともに残存。
2か月経過/週1回ペース
歩行時のつまずきの回数が大幅に減少傾向に。歩行時の痛みが少しずつではあるが改善傾向に。
3か月経過/週1回ペース
歩行動作が正常化。足底筋の筋力が向上し筋肉の再生の兆しがうかがえる。
4か月経過/週1回ペース
歩行痛がほぼ無くなり、小走りの時の痛みも軽度にまで改善。

再検査による歩行姿勢、歩行速度、足底筋の筋力ともに正常化。歩行時の疼痛もほぼ消失。指の変形も7割までに回復し、つまずく頻度も激減。施術開始約6か月時点で経過順調とする。
予後良好により現在定期メンテナンス中。
以下ご本人のメッセージ
先生、今回は色々とありがとうございました。あんなに激痛だった指の痛みもほぼ引いています。これで仕事に集中でき旅行も思い切り楽しむことができます。またこれからも色々と有益な情報を教えてください。
院長からのコメント
ご感想ありがとうございます。指の変形がひどい状態でしたので一時期は手術も頭をよぎりましたがひとまずここまで回復され安心しました。
指の変形の完全な回復は難しいとは思いますが、歩行時や小走りに関しては、ほぼ普通通りに活動されて問題ないと思います。
ここまで本当によく頑張られました。引き続きよろしくお願いいたします。
外反母趾・内反小趾でお悩みなら…
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