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【頚性神経筋症候群】頭痛と肩こり、痛みに倦怠感の四重苦からの快方
頚性神経筋症候群で来院された女性(30代/広告業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
仕事中の首の倦怠感、重度の肩こり、頚部の疼痛および鈍痛。立位での姿勢ではめまいや頭痛が生じることも。デスクワーク時に時おり痺れも発生する。疲労が重なると痺れと痛みは顕著に高くなる。関連症状として不眠による睡眠不足と背中の熱感。
睡眠不足からの仕事に対する集中力低下、肩こりからくる痛みとしびれと倦怠感が特に著明。
来院に至るまでの経緯
原因不明の不調から医療機関を受診し、頚性神経筋症候群と診断される。病院や鍼灸院などで治療を試してはいたが大きな進展はみられず解決策をネットで検索。その後、検索結果と類似症状の同僚の薦めで当院に来院。
しびれと痛みで仕事に対する集中力も低下。子育てとあわせて大きなイベントの責任者を任され、ミスができない焦りもあり、早く治して仕事に全集中したいと希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 頚椎部の可動域低下
- 頚部から肩部の胸鎖乳突筋・僧帽筋の過緊張
- サーモグラフィーによる頚部の温度低下
- 歩行動作観察から前方荷重著明
- 血液データの分析から鉄・亜鉛の欠乏
検査結果の分析により頚部筋群の過緊張による神経障害、体幹の前側過荷重および鉄不足と判断。
施術内容と経過
頚部と頭蓋骨を安定させるための体幹強化と首・肩の血流促進と栄養指導に重点を置いた。

ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による歩行姿勢矯正をメインで施術開始。首から肩にかけてのリンパ調整と頭部の前方荷重補正を行う。
立位の姿勢時に体の中心・かかとで立つ意識の脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力と睡眠の質を向上させるタンパク質と鉄を多く含む食材の積極的な摂取を指示。
初回~2週目/週2回ペース
倦怠感の改善は多少みられるが、痛み、しびれは一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
立位時の頭痛、めまいは減少傾向。痛みとしびれは残存。
1か月経過/週1回ペース
日常生活動作時の疼痛、しびれともに軽減傾向へ。倦怠感も頻度が少なくなり不眠も改善傾向へ。
2か月経過/週1回ペース
しびれ、疼痛ともに消失傾向へ。仕事も通常通りに行えるまでに回復。
3か月経過/週1回ペース
しびれ、疼痛ともに激減傾向へ。頭痛はほぼ消失し倦怠感も感じない日も多くなる。

4か月目の再検査による姿勢検査と歩行検査ともに良好。頚部体温の安定化、頚部の可動域も回復し、疼痛、しびれ、頭痛いずれも消失。睡眠状態も良好の報告もあり、施術開始4か月時点で経過順調とする。
予後良好により現在定期メンテナンス中。
以下ご本人のメッセージ
謎の不調に悩まされ最初は1ヶ月間近く病院や針治療に通ってました。なかなか良い方向に向かずに仕事と育児の両立で色々と迷いに迷っていましたが、同僚の進言もありこちらでお世話になり正解でした。同僚には感謝です!
先生のおかげで仕事も順調にいけそうですので、このままの状態を維持しながら体調管理に努めます。ありがとうございました!
院長からのコメント
嬉しいご感想ありがとうございます。頚性神経筋症候群はここ最近で一気に増加した症状です。
コロナ禍を契機に人間の免疫力がかなり低下しているのだと危惧をしております。
お仕事も問題なく進めそうですので体調管理にはお気を付けください。また今後とも引き続きよろしくお願いいたします。
頚性神経筋症候群でお悩みなら…
頚性神経筋症候群について解説しているこちらのページもお読みください。




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