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【腱鞘炎の基礎知識】抱っこや家事で手首が限界になる前に見直したい習慣

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こんにちは、まえだ整骨院の前田一徳です。手首や指の痛みが続くと、家事や仕事、スマホ操作までつらくなってしまいますよね。

最近、「腱の炎症があると言われたけれど、日常生活で何をやめるべきか分からない」という相談がとても増えています。そんなとき、多くの方が「これはやってはいけない行動なのでは」と不安を抱えながら毎日を過ごしています。

今回は、いわゆる腱の炎症が起こっている状態で、痛みを悪化させずに過ごすための考え方や、日常生活で避けたい習慣、そして整骨院でできるサポートについてお伝えします。

もし今、手首や指の違和感や痛みでインターネット検索をしてここにたどり着いたとしたら、まさに同じことで悩んでいる方がたくさんいるということでもあります。そんな方に向けて、現場で10万人以上の施術を重ねてきた立場から、できるだけ分かりやすくまとめてみました。

普段から「腱の炎症に対してやってはいけないこと」を調べている方の多くは、痛みをこじらせたくないのに、家事や育児、仕事を完全に休むわけにもいかず、どう折り合いをつければ良いのか迷っている印象です。

その迷いを少しでも減らせるように、まえだ整骨院で実際にお伝えしているポイントも交えながらお話しします。くり返しになりますが、一番大事なのは、「何もかも我慢する」ことではなく、「悪化させやすい負担をうまく避ける」という視点です。

なお、手首や指の痛みでお困りの方は、整形外科で腱の炎症と診断されるケースも多く、症状が長引くとばね指など別の状態につながることもあります。詳しい症状の解説は腱鞘炎のページでもご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。

この記事では、そのうえで日常生活の注意点やセルフケアの考え方を、もう少し踏み込んでお伝えしていきます。

院長:前田

腱の炎症は「どれだけ休めるか」だけでなく「どのように使うか」で経過が変わります。頑張り屋さんほど無理をしてしまうので、一度立ち止まって負担のかけ方を一緒に見直してみましょう

目次

なぜ腱の炎症が起こるのかをまず整理しましょう

最初に、なぜ手首や指の腱に炎症が起こりやすいのか、その仕組みを簡単に押さえておきましょう。

ここが分かると、「やってはいけない動き」や「避けたい習慣」の理由もスッと腑に落ちるようになります。難しい話のように感じるかもしれませんが、できるだけイメージしやすい言葉でお伝えしますので、気楽に読み進めていただければ大丈夫です。

手首や指の動きは、筋肉から続いている細いひも状の組織(腱)が、トンネルのような鞘の中をスムーズに滑ることで成り立っています。このトンネルが「腱鞘」と呼ばれる部分で、腱と腱鞘の間を必要なだけ摩擦なく動けるようにすることで、指を曲げたり伸ばしたりする動作がスムーズに行えるのです。

ところが、同じ動作を長時間くり返したり、強い力を何度もかけてしまうと、この部分に小さな炎症が起きて腫れてきます。

炎症で腫れると、腱とそのトンネルのすき間が狭くなり、動かすたびにこすれてさらに刺激が加わります。その悪循環が続くと、痛みや熱っぽさが増したり、曲げ伸ばしのときに引っかかるような感覚が出てきたりします。

これがいわゆる腱の炎症の代表的な状態で、進行するとばね指と呼ばれる指がカクンと弾かれるような症状に変わる方も少なくありません。この流れを知っておくと、「今の生活の中でどこが負担になっているのか」が見えてきます。

実際のところ、炎症自体は体が傷んだ部分を修復しようとする反応でもあります。ですから、本来であれば適度に休ませてあげれば、自然とおさまっていく力も備わっています。

ただ、仕事や家事、育児の事情から、十分に休ませきれないまま使い続けてしまうことが多いため、なかなか治らない、あるいは一度良くなってもすぐに再発してしまう、という経過をたどりやすいのです。

この「使い方」と「休ませ方」のバランスこそが、腱のトラブルではとても重要になります。

やってはいけない行動とその理由

では、具体的にどのような行動が、腱の炎症を悪化させやすいのでしょうか。同じ「痛みを我慢して使う」でも、内容によってダメージの大きさが変わりますし、やり方次第では少しの工夫で負担を減らせることもあります。

この章では、多くの方がついついやってしまいがちなNGパターンと、その背景にある考え方をお伝えします。自分の生活を思い浮かべながら、チェックしてみてください。

まず一番避けたいのは、「明らかに痛みが出ている動作を、そのまま我慢して続けてしまうこと」です。

たとえばフライパンややかんを持ち上げるとき、ペットボトルのふたをひねるとき、抱っこや荷物の持ち方などで、毎回同じ場所にズキッとくるのに、痛みを合図として受け止めず、根性で乗り切ろうとしてしまうケースがとても多く見られます。

こうした使い方は、炎症で腫れている部分にさらに負担を重ねることになり、治りかけてもまた振り出しに戻ってしまいやすいのです。

次に注意したいのが、「自己流の強いストレッチやマッサージを続けてしまうこと」です。

痛みがあると、どうしてもその場所を押してみたり、引き伸ばしてみたりしたくなるものですが、炎症が強い時期にグイグイ押すと、かえって腱鞘周囲の組織を刺激してしまいます。

特に、指がカクンと引っかかるような感覚が出ているときに、無理に伸ばしたり反らしたりするのは要注意です。気持ちよさよりも痛みが勝ってしまうような刺激は、基本的には避けた方が安全だと考えてください。

また、「痛みが出始めても生活習慣をまったく変えずに放置すること」も、悪化を招きやすいパターンです。

仕事の都合や家庭の事情があるのは当然ですが、何も変えないまま自然に治ることを期待していると、気づいたときには仕事や家事ができないほど強い痛みになっていた……という方も少なくありません。

少しの工夫で減らせる負担は必ずありますので、「今のやり方のまま続けたら、この先どうなるか」という目線で、一度立ち止まってみることが大切です。

日常生活で「負担になりやすい動き」を知っておきましょう

ここからは、普段の生活の中で腱に負担がかかりやすい動きについて、もう少し具体的にお話しします。同じ仕事や家事でも、動き方や力のかけ方を変えるだけで負担がぐっと減ることがあります。

逆に、何気ない癖が原因で、思った以上に手首や指を酷使していることもよくあります。一度ご自身の動きを観察するつもりで読んでみてください。

まず、パソコンやスマホの操作は現代人にとって切り離せないものですが、指先だけで細かい動きを続けるため、腱にとってはなかなかの負担になります。

特に親指は、スマホ操作やゲーム、リモコンなどで酷使されやすく、知らないうちに長時間同じ角度で動かしていることが多い指です。マウスを握り続けている時間や、キーボードを打ち続けている時間を意識したことはありますか。少し意識を向けるだけでも、休憩タイミングの取り方が変わってきます。

家事や育児の場面では、フライパンや鍋、やかんなどを片手で持ち上げる動作、洗濯物を絞る、重い洗剤ボトルを扱うといった場面が負担になりやすいです。

抱っこやおんぶで手首をそらした状態が続くことも、腱鞘にとっては大きなストレスになります。同じ作業でも、両手で持つようにする、腕全体で支えるようにする、体に近づけて持ち上げるようにするなど、少しの工夫で手首や指だけにかかる力を分散させることができます。

仕事や趣味で、ハサミや包丁、ペン、楽器などを長時間握っている方も少なくないと思います。このとき、「力を抜いているつもりでも、実は常にギュッと握り込んでいる」という方が多いのが現場での実感です。

指先の力を一度抜いてみる、少し太めのグリップを使う、クッション性のある持ち手を選ぶなど、小さな工夫で腱の負担がやわらぐこともよくあります。まずは、自分がどんな癖のある使い方をしているのかを知ることから始めてみましょう。

安静とセルフケアの「ちょうどいいバランス」とは

腱の炎症のケアでよくあるお悩みが、「どこまで休ませて、どこから動かした方が良いのか分からない」というものです。安静が大事だと聞くと、怖くてほとんど動かせなくなってしまう方もいますし、逆に「少し良くなってきたから」と急に負荷を増やしてしまう方もいます。

ここでは、安静とセルフケアのバランスについて、考え方の目安をお伝えします。もちろん個人差はありますが、自分の状態を振り返るヒントにしていただければと思います。

まず大切なのは、「強い痛みが出る動きは、基本的に今の時期にはまだ早いサインだ」ということです。

動かした瞬間に顔をしかめるような痛みが出る場合、その動きは今の炎症状態では負担が大きすぎる可能性が高いです。こうした動作は一度避けるか、やり方を変える必要があります。

一方で、じんわりとした張り感や軽い違和感程度であれば、痛みの出ない範囲でゆっくり動かした方が、血流が保たれ、硬さが強くなるのを防ぎやすくなります。この「痛みの強さ」と「動かす範囲」の見極めが、セルフケアでは重要になります。

冷やしたり温めたりするケアについても、時期によって適切な方法が変わります。腫れや熱っぽさが強い早い段階では、短時間のアイシングで炎症の勢いを落ち着かせることが役立つことが多いです。

一方で、痛みが落ち着いてきた慢性的な段階では、適度に温めて血流を良くし、こわばった筋肉や腱周囲をゆるめるアプローチが合うこともあります。どちらにしても、やり方が強すぎたり、長時間やり続けてしまうと逆効果になることがあるため、「気持ちいい範囲」「ほどほどの時間」を意識するようにしてください。

ストレッチや軽い運動を行うときには、「痛みが出ていない方向に少しずつ動かす」「反動をつけない」「回数よりも質を大事にする」といったポイントを押さえておくと安心です。

例えば、手首を優しく曲げ伸ばしするときも、痛みが出る手前で止める、呼吸を止めずにゆっくり動かす、といった工夫をするだけで、腱への負担は大きく変わります。たくさん回数をこなすことよりも、丁寧に、体の反応を感じながら行うことが、結果的には回復を早めてくれます。

生活習慣と全身状態も一緒に整えることが大切です

腱の炎症というと、「局所の問題」として手首や指ばかり気になりがちですが、実は全身の疲労や姿勢、睡眠不足、ストレスなども、痛みの感じ方や回復スピードに大きく関わっています。

たとえば、肩や首がガチガチにこっていたり、背中の筋肉が常に緊張している状態だと、腕から手先にかけての血流や神経の働きも低下しやすくなります。その結果、同じ負担でも痛みが強く出やすかったり、なかなか炎症がおさまりにくかったりするのです。

また、睡眠が不足していると、体の修復作業に必要な時間が十分に確保できません。忙しい毎日の中で、つい寝る時間を削ってしまう方も多いのですが、「ちゃんと休む」というのは薬と同じくらい大事な治療の一部です。そのため成長ホルモンが促進する22:00から23:00に就寝がベストです。

食事についても、極端な偏りや過度な飲酒が続くと、回復をサポートする栄養素が不足したり、逆に炎症を促進する要因となることがあります。そこを補うために大豆やナッツなどのタンパク質を積極的に食べるようにしましょう。

特別なことをするというよりも、基本的な生活リズムを整えることが、結果的には腱の回復にも良い影響を与えると考えてください。当院でも睡眠と食事をセルフケアの最重要事項にしています。

姿勢や体の使い方も、手首や指のトラブルと無関係ではありません。猫背ぎみで肩が前に丸くなっていると、腕全体の筋肉に常に負担がかかりやすくなり、その先にある手首や指の動きにも影響が出てきます。

当院でも、手首だけでなく肩や背中、骨盤まわりまで整えることで、腱の炎症の回復がスムーズになったケースをたくさん見てきました。局所だけでなく全身を見る視点が、再発を防ぐうえでもとても大切だと感じています。

まえだ整骨院での施術とサポートの特徴

ここまで、腱の炎症が起こる仕組みや、やってはいけない行動、安静とセルフケアのバランスについてお話ししてきました。

最後に、まえだ整骨院で実際にどのような考え方で施術を行っているのか、そしてどんなサポートができるのかをお伝えします。どこに相談すれば良いか迷っている方にとって、通院のイメージを掴む材料になれば幸いです。

当院では、まず詳しい問診と検査で、「どの動きで、どの場所に、どのくらいの痛みが出るのか」を一緒に整理していきます。

そのうえで、手首や指だけを見て終わりにするのではなく、肩・首・背中・骨盤といった全身のバランスもチェックし、どこに負担の元が隠れているのかを探していきます。同じ「腱の炎症」でも、デスクワーク中心の方と、育児や介護、調理などの立ち仕事が多い方とでは、原因となる動きや姿勢のパターンがまったく違うからです。

施術では、痛みのある部位に過度な刺激を入れずに、周囲の筋肉や関節、姿勢のバランスを整えながら、血流や神経の働きを改善していくことを大切にしています。

必要に応じて、ソフトな手技で腱周囲の緊張を和らげたり、関節の動きをスムーズにする調整を行うことで、自分の体が持っている回復力を引き出しやすい状態に整えていきます。強く押したり、無理やり捻じったりすることはありませんので、痛みが不安な方でも安心して通っていただけると思います。

さらに、日常生活の中でどの動きをどのように変えれば良いのか、具体的なアドバイスもお伝えしています。

例えば、仕事中のマウスの持ち方、キーボードの位置、スマホの操作姿勢、抱っこの手の添え方、家事のときに意識したいポイントなど、その方の生活に合わせた提案を一緒に考えていきます。

セルフケアの方法についても、やみくもにストレッチや筋トレを増やすのではなく、その時期の状態に合った内容や回数にしぼってお伝えすることで、無理なく続けやすい形にすることを心がけています。

腱の炎症は、「年齢のせいだから仕方ない」とあきらめてしまう方も少なくありませんが、実際には体の使い方や環境を見直すことで、痛みの出にくい状態を作っていけるケースが多く見られます。

特に、仕事や家事、育児を頑張っている方ほど、自分の体のことはあと回しになりやすいものです。ですが、手首や指が思うように使えなくなると、結局は一番困るのはご本人です。だからこそ、今のうちにしっかりケアしておくことが、将来の自分を守ることにもつながります。

一人で抱え込まず、早めに相談してください

ここまで読んでくださったあなたは、おそらく「今の痛みをなんとかしたい」「でも自分の生活を大きく変えるのは難しい」と感じているのではないでしょうか。

そんなジレンマの中で、「これはやってはいけないことなのか」「どこまで頑張っていいのか」を一人で判断するのは、とても大変だと思います。ネットの情報もたくさんありますが、自分の状態にピタッと当てはまる答えを見つけるのは簡単ではありません。

まえだ整骨院では、福岡市で開院して以来、腰痛や肩こりはもちろん、腱の炎症やばね指など、手首や指のトラブルで悩む方も数多く診させていただいてきました。その一人一人に共通しているのは、「もっと早く相談しておけばよかった」という言葉です。

痛みが強くなってからよりも、少し違和感を覚えた段階でご相談いただいた方が、短い期間で回復することが多いのも事実です。だからこそ、「これくらいなら我慢できる」と思っているうちに、体からのサインに耳を傾けてほしいと強く感じています

もちろん、すべての方が一度の施術で劇的に変わるわけではありません。それでも、原因や負担のかかり方が分かるだけでも、気持ちがぐっと楽になることがあります。そして、少しずつでも状態が変化していくのを一緒に確認できることが、次の一歩を踏み出す力になっていきます。

施術はあくまでサポートであり、日常生活の工夫やセルフケアと組み合わせることで、より良い変化を目指していく形が理想です。その道のりを、専門家として伴走するのがまえだ整骨院の役割だと考えています。

腱の炎症は、「動かすのが怖くなる」くらい痛みを伴うこともある一方で、「なんとなく違和感があるだけだから」と放置されてしまうことも多い症状です。しかし、どちらの場合も、早めに正しい対処をすることで、その後の経過は大きく変わります。

もし今、手首や指の痛みで不安を感じているなら、一人で悩み続ける必要はありません。自分の体の状態を一緒に整理しながら、できることから少しずつ整えていく、そんな場所として、まえだ整骨院を頼っていただければ嬉しく思います。

この記事でお伝えしたことは、あくまで一般的な考え方と、現場での経験から見えてきたポイントの一部です。実際の状態や背景はお一人お一人違いますので、もし少しでも不安なことや聞いてみたいことがあれば、遠慮なくご相談ください。あなたの大切な手首や指が、また安心して使えるようになるまで、一緒に向き合っていきましょう。

福岡市にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は、一度ご覧になられてみてください。


院長:前田

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