
院長:前田お気軽にご相談ください!

院長:前田お気軽にご相談ください!
こんにちは、まえだ整骨院の前田一徳です。最近、「検査では異常がないのに、食後の胃もたれやムカムカが続いてつらいんです」と相談される方が本当に増えてきました。
あなたも同じように、お腹の不快感が当たり前になってしまっていませんか。そんな中でも特に多いのが、日常の何気ない習慣が原因となって長引いてしまうケースです。
今日は、機能の問題からくる胃の不調で「これは避けてほしい」というポイントと、整骨院でサポートできることをお話ししていきます。詳しい症状の説明や当院での取り組みについては機能性ディスペプシアのページも参考にしてみてください。




つらいお腹の不調は、我慢すればするほどクセになりやすくなります。この記事が、少しでも生活を見直すきっかけになってくれたら幸いです
機能の問題からくる胃の不調は、胃や腸に目立った異常がないのに胃もたれやみぞおちの重さが続く状態のことを指します。検査でこれといった原因が見つからない分、「気のせいかな」「そのうち落ち着くかな」と様子を見てしまう方がとても多いのが特徴です。
その一方で、日々の食べ方や生活習慣、ストレスの抱え方によって症状が悪化したり、良くなったりと波が出やすいのも、このタイプの胃の不調のやっかいなところです。だからこそ、何をしたら楽になるかと同じくらい、「これは続けると悪化しやすい」という習慣を知っておくことが大切になります。
中には、良かれと思ってやっているセルフケアが逆に負担になっている場合もあります。今日お伝えする内容は、整骨院で多くの方をみてきた中で共通している「避けたいパターン」ですので、自分の生活と照らし合わせながら読んでみてください。
まずお伝えしたいのが、食事のとり方そのものが胃にとって大きなストレスになっているケースです。どんなに良い薬やサプリメントを使っても、毎日の食べ方が変わらなければ、なかなか改善の波に乗れません。
唐揚げやとんかつ、ラーメンに代表されるような脂の多いメニューは、胃にとって消化の負担が大きい食べ物です。とくに夕食でこうしたメニューが続くと、寝るまでに胃が休まる時間が少なくなり、夜から翌朝にかけて重さやムカムカが残りやすくなります。
「週末だけだから」と気を抜いてしまいがちですが、もともと胃の働きがデリケートな方にとっては、その「たまに」が決定打になることもあります。外食が多い方は、できる範囲で揚げ物を控えたり、スープやサラダを先にとって一気に油ものを食べない工夫が大切です。
辛い料理や香辛料、キンキンに冷えたドリンク、炭酸飲料、濃いめのコーヒーなども、敏感になっている胃には刺激となりやすいものです。特に、仕事の合間のリフレッシュとしてカフェイン飲料やエナジードリンクに頼っている方は、気付かないうちに胃へのダメージを積み重ねていることがあります。
また、冷たい飲み物を一気に流し込む習慣も、胃腸の血流を急に変化させてしまい、内部の動きを鈍らせる要因になります。常温の水や温かいお茶を少しずつとるように意識するだけでも、お腹の張り方が和らいだという声は少なくありません。
忙しい仕事や家事の合間で、どうしても食事時間が短くなり、かき込むように食べてしまうことはありませんか。よく噛まずに飲み込むような食べ方は、空気も一緒に入りやすくなり、食後のお腹の張りやゲップを強くしやすい傾向があります。
さらに、満腹感をしっかり感じ取る前に食べ終えてしまうと、「気付いたら食べ過ぎていた」という状態にもなりやすくなります。一口ごとに箸を置く、スマホを見ながら食べないなど、ほんの小さな意識の違いが胃への負担をかなり軽くしてくれます。
残業や子どもの寝かしつけのあと、「ようやく落ち着いたから」と遅い時間にしっかり食事をとる方も多いと思います。ただ、寝る直前まで胃がフル稼働していると、消化しきらないまま横になることになり、夜間のムカムカや逆流感につながりやすくなります。
どうしても遅くなるときは、量をいつもの半分にしてみる、油の少ないメニューを選ぶなど、胃の仕事量を減らす工夫が大切です。寝る2〜3時間前までに食事を終えるのが理想ですが、難しいときほど「どう減らすか」を意識してみてください。
食事と同じくらい、生活リズムやストレスの抱え込み方も、このタイプの胃の不調と深く関係しています。「心配ごとがあるとすぐお腹にくる」という方も多いのではないでしょうか。
胃や腸の動きは、自律神経という自動運転のような神経のバランスに大きく左右されます。不規則な生活や慢性的な睡眠不足、過度な精神的ストレスが続くと、この自律神経のバランスが乱れ、胃の動きが鈍ったり、逆に敏感に反応しすぎたりしてしまいます。
毎日寝る時間がバラバラだったり、平日の睡眠時間が短くて休日にまとめて寝ているというパターンも、自律神経を乱す大きな要因になります。とくに、夜遅くまでスマホやパソコンを見ている習慣は、脳を興奮させたまま寝ようとすることになるので、眠りの質も落ちやすくなります。
眠りの質が悪くなると、翌日の胃の調子も不安定になりやすく、食欲にムラが出たり、食べるとすぐ重たく感じたりといった症状にもつながります。就寝1時間前には画面から離れる、照明を少し落とすなど、小さな工夫から始めてみてください。
理想としては成長ホルモンを促進させる22:00から23:00までの就寝を推奨しています。
事や家庭のストレスを「これくらい大丈夫」と抱え込んでしまう真面目なタイプほど、胃の不調としてサインが出ていることがよくあります。自覚としては「ちょっと疲れているだけ」と感じていても、身体のほうが先に音を上げてしまうイメージです。
気持ちを切り替える時間がまったくないまま、毎日同じような生活を繰り返していると、自律神経の緊張が続きっぱなしになります。軽い運動や気の合う人との会話、深呼吸など、自分なりのリセット方法をいくつか持っておくことがとても大切です。
当院では就寝前に横になった姿勢での3分程度の深呼吸法を推奨しています。その際に、足の裏から呼吸を吐き出すイメージで行ってください。


検査で大きな異常が見つからないと、どうしても自分の症状を軽く扱ってしまいがちです。しかし、違和感を感じながらも我慢を続けていると、胃の動きの乱れがクセになり、少しの刺激でも不快感が出やすい状態が固定されてしまいます。
「またいつものことだから」と放置する前に、一度生活を振り返ってみることが大切です。そして、不安があるうちは遠慮なく専門家に相談し、身体からのサインを見逃さないことが、長い目で見れば自分を守ることにもつながります。
ここからは、よくある「良かれと思ってやっていること」が、実は症状を長引かせているケースについてお話しします。思い当たるものがないか、ひとつずつチェックしてみてください。
胃の不快感が出るたびに、市販の胃薬や制酸剤でその場をしのいでいるという方も多いと思います。一時的に楽になると、「やっぱり薬を飲めば大丈夫」と感じてしまいがちですが、根本的な原因が変わっていない場合、時間がたつとまた同じことを繰り返してしまいます。
薬によって胃酸の量や働きが変化すると、逆に消化のバランスが崩れてしまうこともあります。自己判断で飲み続けるのではなく、必要な検査や専門家のアドバイスを受けたうえで、上手に薬と付き合っていくことが大切です。
胃の不調が気になると、「もうあまり食べないほうがいいのかな」と食事量を極端に減らしてしまう方もいます。たしかに、一時的には胃の負担が減ったように感じるかもしれませんが、必要な栄養が不足すると身体全体の回復力が落ちてしまいます。
また、長く食事を我慢したあとに一気に食べてしまうと、かえって胃に大きな負担がかかることにもなります。食べる量を少しずつ調整しながら、内容やタイミングを整えていくほうが、お腹にとってはずっとやさしい方法です。
お腹が張っているときに、みぞおち付近をギューッと押したり、自己流で強いマッサージをしてしまう方もいます。ところが、内臓の周りは神経や血管が集まっているため、強い刺激を加えることでかえって防御反応が起こり、余計に敏感になってしまうことがあります。
整骨院でも、お腹のあたりを必要以上に強く押すことはありません。姿勢や呼吸、自律神経のバランスを整えながら、内臓への負担を間接的に減らしていくアプローチのほうが、身体にとって安全で効果的です。
ここまで、日常生活で避けたい習慣についてお伝えしてきましたが、「それでも自分では限界を感じる」という方もいると思います。そんなときこそ、体の使い方や姿勢、自律神経のバランスから全体をみていく整骨院の出番です。
まえだ整骨院では、検査を通して身体の状態を可視化し、どこに負担がかかっているのかを確認していきます。そのうえで、細胞の働きに着目した独自の施術で自然治癒力を高め、胃腸にかかる負担を間接的に減らしていくことを目指しています。
猫背や反り腰などの姿勢のクセがあると、みぞおち周りやお腹のスペースが狭くなり、内臓への圧迫が強くなってしまいます。また、浅い呼吸が続くと胸郭やお腹周りの動きが小さくなり、血流やリンパの流れも滞りがちになります。
当院では、姿勢をチェックしながら、背骨や骨盤まわりの緊張をやさしく整え、胸やお腹が自然に動きやすい状態へと導いていきます。そうすることで、胃腸の動きがすこしずつスムーズになり、「気付いたらお腹の存在を意識する時間が減っていた」という変化につながっていきます。
長く続く胃の不調には、自律神経の乱れが深く関わっていることが少なくありません。そこで当院では、検査の結果をもとに、リラックスと回復モードを引き出すためのソフトな刺激で、神経のバランスを整える施術を行っています。
刺激はとてもやさしく、強く押したりボキボキ鳴らしたりするものではありません。身体が安全だと感じられる刺激で、少しずつ自律神経のギアを切り替えていくことが、お腹の不調を改善していくうえでとても重要になります。その結果、胃の症状だけでなく、眠りの質や全身のだるさも一緒に変わってくる方が多くいらっしゃいます。
ここまで読んでくださったあなたは、きっと真面目で、家族や周りに迷惑をかけたくないと思いながら我慢してきたのではないでしょうか。でも、本当に我慢し続けてしまうと、食事だけでなく、仕事も趣味も心から楽しめなくなってしまいます。
胃の不調は「性格の問題」でも「気のせい」でもなく、身体からの大事なサインです。生活習慣の見直しと合わせて、身体の使い方や自律神経のバランスを整えることで、少しずつでも確実に変化していくケースをたくさん見てきました。
もし今、「このまま悪化したらどうしよう」と不安を感じているなら、まえだ整骨院を思い出していただけたら幸いです。お腹の不調でお悩みの方にとって、ここが安心して相談できる居場所になることを目指して、これからも一人ひとりと向き合っていきます。
最後にお伝えしたいのは、「つらい症状を一人で抱え込まなくていい」ということです。小さな違和感のうちに相談していただければ、その分だけ早く、軽い状態のうちから対策を始めることができます。気になる症状があれば、いつでも遠慮なくご相談ください。


遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は、一度ご覧になられてみてください。

