【頚椎症】右首の回転痛と運動痛の不快感をリンパの流れで治す

頚椎症で来院された男性（50代/管理職）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

頚部の疼痛、運動痛が著明で、右回旋制限と首の前屈後屈時に強い痛みがみられる。首筋の胸鎖乳突筋の膨隆も観察。手のしびれなどの神経症状はなし。

特に起床時の痛みが最も強く、洗顔時の前かがみの痛みが顕著。午前中が痛みが強く、午後になるにつれて症状は多少沈静化していく状態。過去に医療機関で頚椎症の診断歴あり。

来院に至るまでの経緯

過去に頚椎症と診断されしばらくの間は症状が治まってはいたが、デスクワークと連日の会食の暴飲暴食の影響か、首の痛みと不快感が徐々に発生する。しばらく様子をみていたが落ち着く気配がないのでネットで検索し当院に来院。

首の痛みのストレスでスッキリしない日々が続き、お酒の席でも楽しめないことが増える。早く治してストレス無くお酒を楽しみたいと考えている。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り。

検査結果の分析により、頚椎症起因の頭部前傾姿勢と巻き肩姿勢からの前方過荷重と判断。

施術内容と経過

前傾姿勢の正常位調整を最優先とした姿勢矯正と首・肩部の血流促進に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づく物理療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正をメインで施術開始。首・肩部のリンパ調整と血流促進を行う。

立位時の姿勢指導も行い、かかとで地面を踏んで立つ意識で頭部と頚椎に負担のかかりにくい姿勢への脳内イメージを強化させる。

週1回ペースで施術を行い、約3週目に頚部の可動域改善がみられる。4週目には運動痛全般が減少。痛みは残存しているが症状は沈静化の方向へ。

再検査による血中酸素濃度基準値および姿勢検査で頚部の可動域、首・肩部の温度がいずれも基準値になり疼痛も消失。施術開始2か月時点で経過順調とする。

予後良好により現在定期メンテナンス中。

以下ご本人のメッセージ

今回はありがとうございました。首の痛みも無くなり好きなお酒も美味しく楽しめています。

痛みが再発した時にはまたお世話になります。

院長からのコメント

ありがとうございます。首の痛みは脳に近い部位のためダイレクトに痛みや不快感を感じやすい箇所です。

お酒を飲まれるのは問題ないですが、暴飲暴食は胃腸を酷使して免疫力を下げてしまいますので、少しで良いので休肝日を設けていただけると幸いです。

また定期的にメンテナンスにお越しください。今後ともよろしくお願い致します。

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