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【産後の腰痛】産後の骨盤矯正でだっこや前かがみの痛みを改善
産後の腰痛で来院された女性(30代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
だっこの際や前かがみになる時の痛みが主訴。椅子に長時間座っている時にも痛みが強くなる。呼吸も浅く、睡眠不足の影響で免疫力も低下。しびれなどの神経症状は無し。
立位姿勢の視診から前傾姿勢による骨盤の傾斜が確認。触診による脊柱起立筋の硬直、ふくらはぎのむくみもみられる。不定期に腱鞘炎の症状もあり。
来院に至るまでの経緯
産後2か月ぐらいから腰に痛みを感じ始め、育児にも徐々に支障が出始めてきた。自己流で可能な範囲で対応してきたが、痛みも限界に達し友人の紹介で来院。
寝返りの痛みで睡眠を妨げられることが多く、育児と痛みで睡眠不足の日々が増えている。痛みで思わぬ事故のリスクも懸念し、早く治して育児に専念したいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 前傾姿勢による骨盤の傾斜および脊柱起立筋の硬直
- サーモグラフィーによるふくらはぎ部の温度低下
- 片足立ちテストでの右側の安定性欠如
- 血液データの分析からタンパク質・鉄・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、前傾姿勢による骨盤のゆがみと骨盤から下半身にかけての血流低下と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に骨盤と下半身を安定させるための骨盤矯正と腰・ふくらはぎの血流促進と賦活に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ調整療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による下半身と骨盤内強化をメインで施術開始。
骨盤周辺の筋力強化と下半身の血流促進、腰からふくらはぎにかけてのリンパ調整を行う。
立位の姿勢時にかかとと親指で立つ意識への脳内イメージを強化させる。また、顎を上げ呼吸をスムーズに行う意識づけも強化。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を向上させるタンパク質、EPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。
初回~2週目/週1回ペース
運動痛など主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週1回ペース
疼痛、むくみ、姿勢の大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週1回ペース
寝返り時の痛みの軽減が確認。足のむくみも変化がみられはじめる。
2か月経過/週1回ペース
前傾姿勢が改善の方向へ。前かがみの時の痛みが減少する。
3か月経過/週1回ペース
ふくらはぎの温度が正常化に向かい始め、姿勢改善への兆しがうかがいはじめる。

3か月目の再検査による骨盤周辺の筋力と骨盤可動域、血中酸素濃度いずれも基準値クリア。ふくらはぎの体温も安定し、前傾姿勢時の疼痛沈静化、睡眠状況も良好で栄養状態も理想値へ到達。
施術開始4か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

骨盤の血流促進に注力しました
今回のケースでは下半身が不安定な状態でしたので、骨盤回りを強化することを主として施術を行いました。
また体が前傾姿勢になっていたため頭部が前方に落ち込み、その影響で気道が狭くなり呼吸が浅くなる現象が起きていました。その矯正も行うことで呼吸もスムーズになり、睡眠の質を向上させることができました。
睡眠の質が戻れば免疫力が正常に働き、改善を早める手助けにもなります。そのため呼吸する力も重要なのです。
産後の腰痛・産後の骨盤矯正でお悩みなら…
産後の腰痛・産後の骨盤矯正について解説しているこちらのページもお読みください。




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