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【湿しん】原因不明の皮膚炎によるストレスと胃腸の悩みからの克服
湿しんで来院された男性(20代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
顔から首と腕にかけての湿しんが主訴。腰から下は症状は無し。かゆみはないが、疲労が溜まると湿しんが背中にかけてまで範囲が拡大。食欲不振など胃腸の問題も併発。
立位側面姿勢の観察から猫背姿勢による頭部前傾と首・肩筋群の硬直、ソーマダイン検査による自律神経のバランスの乱れを確認。湿しんに大きく関与していると推測。
来院に至るまでの経緯
20代の中頃から原因不明の皮膚炎に悩まされる。皮膚科やアレルギーの専門医で受診するも明らかな原因が分からず今現在にまで至る。
自身では仕事のストレスが原因だと予測しており、自律神経の乱れも自覚している。鍼灸院や整骨院にも通ったが大きな変化はみられず、処方の薬も効果がない。外出も控え気味になっていた時に、自律神経の調節を行う当院をネット検索で見つけ、改善の期待をこめて来院する。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 猫背姿勢による胸鎖乳突筋の短縮と頚部筋群と腹部筋群の硬直
- サーモグラフィーによる首と肩と腹部の温度低下
- ソーマダイン検査での自律神経のバランスの乱れ
- 血液データの分析からタンパク質・鉄・ビタミン群の欠乏と脱水
検査結果の分析から、猫背姿勢による首、肩、上半身と腹部の血流障害と自律神経障害および栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に猫背姿勢の矯正と免疫力、代謝促進を向上させるための姿勢矯正と首・肩・腹部の血流促進と賦活および自律神経調整、栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ調整療法と自律神経調整、ペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力と代謝促進強化をメインで施術開始。
首・肩・上半身と腹部のリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位と坐位の姿勢時におへその下・丹田の位置を感じて立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、血流促進と免疫力を強化させるナッツや大豆などのタンパク質、サバなどのEPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。
また、成長ホルモンを安定させるために入眠する時刻を指定。水分摂取量の増加も指示
初回~2週目/週2回ペース
主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
身体症状の大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週1回ペース
胃腸の動きに変化が出始める。皮膚の症状は変化なし。
2か月経過/週1回ペース
皮膚症状の変化がみられはじめる。湿しんの範囲が徐々に縮小の方向へ。
3か月経過/週1回ペース
湿しんの状態が徐々に沈静に向かい始める。代謝の向上、免疫力の回復への兆しがうかがいはじめる。

6か月目の再検査による立位の姿勢、皮膚症状の状態、胃腸系の自律神経のバランスと血中酸素濃度ともに基準値クリア。栄養状況も理想値に到達。
上半身のしっしん、特に顔から首にかけての症状が軽減する。ご本人が理想とする8割の改善とのご報告を受ける。
施術開始7か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

腹部がポイントです
謎のしっしんの原因も、元をたどれば自律神経のバランスが影響すると考えております。
人間の健康の基本となる、体のバランス、栄養と睡眠の質、運動で免疫を高めると代謝が上がり、脳が老廃物を処理しようと体に働きかけます。また、免疫系の9割が集結しているといわれる腹部の血流も活性化させることにより、相乗効果で免疫力を高めることができました。
もしも、原因不明のしっしんでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
原因不明の湿しんでお悩みなら…
湿しんについて解説しているこちらのページもお読みください。




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