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【コロナ後遺症】原因不明の歩行痛と味覚障害から克服するまで
コロナ後遺症で来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
コロナウイルス罹患後の歩行困難と味覚障害が主訴。杖をつかないと歩く事が出来ない状態に加え、味覚障害も併発。股関節の可動域制限による運動障害が顕著。不定期に原因不明の倦怠感も発生する。しびれなどの神経症状は無し。
立位姿勢の観察から猫背姿勢による頭部前傾と自律神経のバランスの乱れを確認。視診からも免疫力の低下がうかがえる。
来院に至るまでの経緯
コロナウイルス罹患中から味覚障害と歩行障害が改善せず、原因不明の後遺症として医療機関で色々と相談するも明確な解決法がない状態が過ぎていた。
その後、カイロや鍼灸などの治療を行うも大きな改善がみられず途方に暮れていた。そんな時に友人の紹介で免疫力を向上させる治療院があることを聞き当院に来院する。
一生このままの状態はどうしても避けたい思いと、100%以前の状態に戻らなくとも6割、7割でも良いので改善の道筋を見出せたらと思い施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 猫背姿勢による胸鎖乳突筋の短縮および僧帽筋の過緊張
- サーモグラフィーによる頚部と肩部の温度低下
- ソーマダイン検査での自律神経のバランスの乱れ
- 血液データの分析からタンパク質・亜鉛・鉄・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、極度の前傾姿勢による頚部から肩部の血流低下と自律神経障害および栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に体幹の安定と免疫力を向上させるための姿勢矯正と頚部、肩部の血流促進と賦活および自律神経調整、栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ調整療法と自律神経調整、ペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力強化をメインで施術開始。
首から腕にかけてのリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位と坐位の姿勢時におへその下・丹田の位置を感じて立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、回復力を強化させるナッツなどのタンパク質、EPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。また、成長ホルモンを安定させるために入眠する時刻を指定。
初回~2週目/週2回ペース
機能回復など主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
機能の大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週1回ペース
機能回復は一進一退。
2か月経過/週1回ペース
前傾姿勢の変化が弱感みられはじめる。足の運動可動性が改善の方向へ。
3か月経過/週1回ペース
日常生活動作が徐々に正常に向かい始める。味覚や神経回復向上の兆しがうかがいはじめる。

5か月目の再検査による立位の姿勢、歩行時の運動機能と血中酸素濃度ともに基準値クリア。栄養状態も理想値へ到達。味覚障害、股関節運動制限が軽減し、ご本人が目標とするレベルにまで今現在、6割達成との報告を受ける。
施術開始6か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

基本に忠実に行いました
コロナウイルスの後遺症という初めてのケースということもあり、試行錯誤の連続でした。まずは何よりも基本に忠実に行う治療の軸はぶれないようにしました。
人間の健康の基本となる、体のバランス、免疫力、栄養から対応すれば何かしらの変化が必ず起こると考えていましたので、良い方向に向かい本当に安心しました。
今回は栄養と自律神経の重要性を今一度実感させられた学びの多い症例でした。
もしもコロナの後遺症でお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
コロナ後遺症でお悩みなら…
コロナ後遺症について解説しているこちらのページもお読みください。




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