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【モートン病】クラシックバレエで中指と薬指の足の付け根が痛むケース
モートン病で来院された女性(40代/会社員)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
運動時、歩行時での指の前側、第3・4指間の疼痛と運動痛が主訴。階段の下りの際も痛みが発生。片足立ちテストは両足異常なし。足指でタオルをたぐる運動でも痛みが増大する。
立位の姿勢では体幹の傾きなどの大きな問題はないが、不眠や頭痛など自律神経系の障害あり。
来院に至るまでの経緯
クラシックバレエの練習時に指前側の痛みを徐々に感じ始める。痛みを我慢して練習を続けていたが運動が困難な状態になり、医療機関を受診しモートン病と診断。
病院でのリハビリも行いつつ東洋医学の視点からの治療も考えており当院に紹介で来院。若手を指導する立場でもあり、演技に支障が出て集中力も欠けてきている。
モートン病の原因が自律神経の乱れからではないかと自身で疑い、その治療も兼ねて施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位前面では、やや前側荷重だが大きな異常は無し。
- 自律神経障害によるホルモンバランスの乱れ
- サーモグラフィーによる指関節の温度は正常
- 血液データの分析による鉄とビタミン欠乏
- 血中酸素濃度基準値以下
検査結果の分析により、自律神経障害と栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
自律神経の安定を最優先とした足部の血流促進・賦活と自律神経調整および栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による自律神経調整、血菅加圧トレーニング法による免疫力の強化および足部の賦活をメインで施術開始。
足部のリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位と坐位時の姿勢指導も行い、特におへその下、丹田を意識して座って立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、回復力を向上させるナッツなどのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。またホルモンバランスを安定させるために就寝時刻を指定する。
週1回ペースで施術を行い、約5週目に歩行時の疼痛の減少がみられる。8週目にはバレエの運動痛が大幅に減少。痛みは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。

再検査による姿勢検査での重心位置、自律神経検査での神経伝達性と血中酸素濃度の基準値クリア。運動時と日常生活での疼痛も消失し、指関節運動痛が完全に消失する。栄養状態も理想値に到達し、ご本人が理想とするパフォーマンスのレベルに至ると報告を受ける。
施術開始約3か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

就寝時間が重要です
今回のケースでは姿勢、筋力ともに大きな問題は無く、ホルモンバランスが影響していると推測し、自律神経の調整に力を入れました。
自律神経に良い食材や成長ホルモンが最も活性化するベストの就寝時間を指定することで睡眠の質を上げ、自律神経のバランスを整えることができました。
自律神経が安定すると血流が隅々まで行き渡ります。足先にかかる負担を取り除くことももちろん大事ですが、それ以上に自律神経の安定もモートン病では考慮する必要があります。
モートン病でお悩みなら…
モートン病について解説しているこちらのページもお読みください。




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