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【過敏性腸症候群】原因不明の腹痛を克服して通学が再開できるまで
過敏性腸症候群で来院された男性(20代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
不定期の腹痛や下痢が主症状。食欲は不調の際は減退するが、通常時は食欲旺盛で好不調の波が激しい。不調の時は唐揚げやラーメン、焼肉など油分の多い食品は食べられない。睡眠に関しては大きな問題は無し。
高校時代や今現在の学校でのストレスなどは全くなく、原因が本人も分からない状態。
立位姿勢の観察状態から猫背姿勢が著明。触診による腹部筋群の硬直および冷感と太もも、ふくらはぎの冷感も確認。飲酒は標準量で喫煙はしない。
来院に至るまでの経緯
高校生の頃に過敏性腸症候群と診断され専門のクリ二ックで治療を開始していたが、原因も不明で思うような回復がみられずにそのまま高校を卒業し大学に進学。
高校卒業時には状態も多少は安定していたが、進学とともに症状が再発し授業に行けないことも増えてきた。高校時代も学校を休むことが多くイベントに参加できずに後悔していることも多い。
社会人になった時、生活や仕事に支障が出る不安も募り、今のうちに何とか治して将来に向けて安心しておきたいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 前傾姿勢による骨盤の傾斜および下半身の柔軟性低下と腹部筋硬直
- サーモグラフィーによる腹部・太もも・ふくらはぎ部の温度低下
- 歩行動作観察から猫背の前傾姿勢による自律神経障害
- 血液データの分析からタンパク質・鉄・亜鉛・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、前傾姿勢による骨盤・腹部・下半身の血流低下と自律神経障害および栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に骨盤と下半身を安定させるための骨盤矯正と腰・腹部・ふくらはぎの血流促進と賦活および自律神経調整と栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による下半身と骨盤内強化をメインで施術開始。
骨盤周辺の機能強化と下半身の血流促進、腰から腹部、ふくらはぎにかけてのリンパ調整を行う。
立位の姿勢時におへその下・丹田の位置を感じて立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、血菅を強化させるタンパク質、EPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。また、成長ホルモンを安定させるために入眠する時刻を指定。
初回~2週目/週2回ペース
機能回復など主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
機能の大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週1回ペース
機能回復は一進一退。
2か月経過/週1回ペース
前傾姿勢の変化が弱感みられはじめる。腰から腹部の冷感が改善の方向へ。股関節の柔軟性が向上。
3か月経過/週1回ペース
腹部の温度が正常化に向かい始める。腹痛も減少し始め胃腸運動の向上の兆しがうかがいはじめる。

6か月目の再検査による骨盤の状態、股関節可動域と血中酸素濃度ともに基準値クリア。腰から腹部、ふくらはぎの体温も安定し、腹痛などの関連症状の沈静、自律神経検査も良好で栄養状態も理想値へ到達。
油分の多い食品も食べられるようになり、ご本人が納得する回復レベルにまで到達とのご報告を受ける。
施術開始7か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

自律神経のバランスに注力
ご本人は原因が思いつかないとの事でしたが、触診で腹部の硬直と体温に著しい冷えを感じました。自律神経の問題が大きいと推測が立ちましたので自律神経のバランスを整えるアプローチで対応しました。
血菅加圧トレーニングによる胃腸の血菅強化を行い、免役の9割が集まる胃腸を活性化させることで、より良い結果を生み出すことができ安心しています。
もしも過敏性腸症候群に関することでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
過敏性腸症候群でお悩みなら…
過敏性腸症候群について解説しているこちらのページもお読みください。




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