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【突発性難聴】ストレス性の耳鳴りとめまいの悩みから聞こえるようになるまで
突発性難聴で来院された男性(50代/営業職)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
耳が詰まったような感覚があり、音が聞き取りにくい状態で、耳鳴りやめまい、首こりと肩こりも併発。耳鳴りに関しては軽度の症状。
食欲や睡眠状態は大きな問題は無し。側面の観察から猫背姿勢と巻き肩が確認される。
来院に至るまでの経緯
最初は耳の閉塞感と耳鳴りから始まり、ある日突然耳が聞こえにくくなる。耳鼻科を受診するも耳そのものに大きな問題はないとの診断で、薬などの処置を行い通院していた。
独自にネットで難聴の事を調べていくうちに、首や肩あるいは自律神経が問題なのでは?と考え、同僚の紹介で来院。
50歳を過ぎ、仕事でストレスを受けることが今まで以上に増え、難聴の原因も何となくメンタルではと感じている。音楽や映画を観ることが趣味でこのままの状態が続くと人生の楽しみが半減してしまう。そんな苦痛は避けたいと思い施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 頚部から肩部の胸鎖乳突筋・僧帽筋の過緊張と頚椎のねじれ
- サーモグラフィーによる頚部・肩の温度低下
- 歩行動作観察から過度な猫背の前傾姿勢による自律神経障害
- 血液データの分析からタンパク質・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、猫背による首・肩・顎関節の血流低下と自律神経障害と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に頚椎と骨盤を安定させるための姿勢矯正と首・肩の血流促進および自律神経調整と栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による体幹と免疫力強化をメインで施術開始。
頚椎、骨盤、体幹の強化と首から肩・顎関節にかけてのリンパ調整を行う。
立位の姿勢時に体の中心・かかとで立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、回復力を向上させるタンパク質、EPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。また、免疫力を高めるために入眠する時刻を指定。
初回~2週目/週2回ペース
耳の閉塞感などの主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
難聴全般の大きな変化は無し。
1か月経過/週1回ペース
耳の閉塞感の改善の兆しが確認されはじめる。頻度が弱感減る傾向に。
2か月経過/週1回ペース
耳鳴り、閉塞感ともに減少傾向へ。猫背姿勢の変化がみられはじめる。
3か月経過/週1回ペース
めまいなどの自律神経症状が激減傾向へ。閉塞感も感じない日も多くなり、不調の症状が格段に減少。

5か月目の再検査による姿勢検査と血中酸素濃度ともに基準値クリア。頚部・肩・顎関節の体温も安定し、自律神経検査も良好。
耳鳴りは残存してはいるがめまいや耳の閉塞感はほぼ消失。ご本人が目標とする回復レベルにまで到達とのご報告を受ける。
施術開始6か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

自律神経のバランスです
突発性難聴は耳そのものに器質的な問題がなければ、自律神経の乱れが影響していることが多いと経験上感じております。当院での運動療法とリンパ調整と栄養指導を組み合わせた施術法により突発性難聴に有効な結果が出ています。
突発性難聴は処置が早期であればあるほど回復は早まります。今回のケースではストレスが原因であるとご本人がよく認識されておりましたので、そこが大きく助けられたポイントでした。
もしも突発性難聴に関することでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
突発性難聴でお悩みなら…
突発性難聴について解説しているこちらのページもお読みください。




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