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【慢性疲労】朝も起きれず極度の疲労感に耳鳴りと頭痛も抱えていた体からの克服
慢性疲労症候群で来院された男性(40代/IT業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
起床時に起きることが非常に困難な状態で、重度の首こりと肩こりも併発。睡眠時間は平均だが寝ても寝ても疲労感がとれず蓄積している。極度の疲労感にあわせて天候の悪い日は頭痛や耳鳴りも起こることがある。
睡眠の質の低下から倦怠感も抱えて気力そのものが失われている状態。猫背で巻き肩も確認。食欲に関しては正常。
来院に至るまでの経緯
数年前から起床時の目覚めの悪さが目立ち始め、倦怠感で休日に外出する意欲も以前に比べると明らかに薄くなる。外出することは好きな性格だったため、何か大きな病気が隠れているのではないかと不安になり医療機関を受診。精密検査などから慢性疲労症候群と診断される。
医療機関でしばらく治療していたが、元々東洋医学に興味があり、慢性疲労症候群の書籍などを読みその方面でも治療してみようと考えネット検索で来院。
このような状態になってしまった原因は自身でも心当たりがありよく理解している。早く症状が軽くなり以前のように普段通りの生活を送りたいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 頚部から肩部の胸鎖乳突筋・僧帽筋の過緊張と頚椎のねじれ
- サーモグラフィーによる頚部・肩と腰・下腿部の温度低下
- 歩行動作観察から過度な猫背の前傾姿勢による自律神経障害
- 血液データの分析からタンパク質・鉄・亜鉛・ビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、姿勢の著しい不良による自律神経障害と主要栄養素不足からの免疫力低下と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に頚椎と骨盤を安定させるための体幹強化と首・肩の血流促進および自律神経調整と栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力強化をメインで施術開始。
頚椎、骨盤、体幹の強化と首から肩、腰にかけてのリンパ調整と全身の主要筋群の賦活を行う。
立位の姿勢時に体の中心・かかとで立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を向上させるタンパク質、EPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。ホルモンバランスの安定のために入眠する時刻も指定。
初回~2週目/週2回ペース
倦怠感などの主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
倦怠感の軽度の減少はみられ始めるがまだ大きな変化は無し。
1か月経過/週1回ペース
倦怠感が改善の傾向が徐々にではあるが確認されはじめる。外出する意欲も少しずつ高まる傾向に。
2か月経過/週1回ペース
倦怠感、頭痛、耳鳴りともに減少傾向へ。朝の起床時の重さが減少。
3か月経過/週1回ペース
頭痛、耳鳴りともに激減傾向へ。倦怠感も感じない日も多くなり、起床時のつらさも頻度が格段に減少。

6か月目の再検査による姿勢検査と血中酸素濃度ともに基準値クリア。頚部・肩・腰の体温も安定し、自律神経検査も良好。
耳鳴りは残存してはいるが頭痛は消失。ご本人から肩こりや重だるさなどの身体症状も改善を実感できており、朝の状態や睡眠も良好との報告。
施術開始6か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

運動・栄養・血流です
慢性疲労症候群は類似症状の起立性調節障害ともに今後増加が懸念されている症状の一つです。
当院での運動とリンパ調整と栄養指導を組み合わせた施術法により慢性疲労の諸症状に有効な結果が出ています。今回のケースでは初期段階で食欲減退が見られませんでしたので、そこが大きく助けられたポイントでした。
もしも慢性疲労に関することでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
慢性疲労症候群でお悩みなら…
慢性疲労症候群について解説しているこちらのページもお読みください。




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