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動かしていい?四十肩・五十肩を早く治す筋トレ習慣とは?

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「肩が痛いけど、このまま運動をやめたほうがいいのか、それとも動かしたほうが治るのか…」そんな迷いを抱えていませんか?四十肩・五十肩は40〜60代に多く見られる症状で、突然肩が痛くなり、腕が思うように上がらなくなるのが特徴です。

「筋トレしても大丈夫?」という質問は、院内でも本当によく聞かれます。今回はその答えをお伝えしつつ、どんなトレーニングが肩の回復に役立つのか、逆に悪化させてしまうNGな動きはどれか、順を追って丁寧にお話しします。

院長:前田

肩が痛いからといって完全に動かさないでいると、関節が固まってしまい回復がどんどん遅くなります。でも闇雲に動かせばいいというわけでもない。今の状態に合った動かし方を知っておくことが、早く良くなるための一番の近道だと私は思っています

目次

そもそも四十肩・五十肩とはどんな状態?

「四十肩」「五十肩」という言葉は日常的によく使われますが、正式には肩関節周囲炎と呼ばれる症状です。肩関節の周囲にある組織に炎症が起き、腕を上げる・後ろへ回すといった動作が制限されるのが主な特徴です。日本では全人口の約2〜5%が一度は経験するとされており、意外と身近な症状のひとつです。

痛みの出方には段階があります。最初は夜間や明け方に「ズキズキ」「うずく」ような鋭い痛みが走ることが多く、この時期を急性期と呼びます。その後しばらくすると激しい痛みは落ち着き、今度は「腕は上がるけど途中で引っかかる」「背中に手が届かない」という可動域の制限が残る時期(慢性期・回復期)に移ります。どの時期にいるかによって、行っていい運動はまったく変わってきます。

急性期・慢性期・回復期の見分け方

時期の判断は、自分でもある程度できます。次の表を参考にしてみてください。

時期主な症状運動の目安
急性期安静にしていても痛む、夜間痛がある基本は安静。無理な動きは厳禁
慢性期動かしたときに痛む、可動域に制限がある軽いセルフケアから慎重にスタート
回復期痛みが落ち着いてきた、動かせる範囲が広がってきたインナーマッスルの強化が効果的

どうも今の自分は急性期なのか慢性期なのか判断がつかない…」という方は、ひとりで抱え込まずに専門家に診てもらうことを強くおすすめします。自己判断での無理な運動は、改善を遅らせるどころか悪化させるリスクがあります。

肩が痛いときの筋トレ、結局やっていいの?

結論をお伝えすると、急性期(安静時にも痛みがある・夜間痛がある時期)はトレーニングを控えてほしいのですが、慢性期や回復期であれば適切な内容であれば積極的に動かすことが回復を早めます。「安静にしていれば治る」は、ある意味では正解ですが、ただ待つだけでは肩が固まってしまいます。

私がこれまでに診てきた患者さんの中にも、「痛いから一切動かさないようにしていたら、半年後に肩がまったく動かなくなってしまった」という方がいらっしゃいました。適度に動かすことで血流が促され、回復に必要な栄養素が組織に届きやすくなります。問題は「何を・どのように・どのくらい」やるか、その加減なのです。

肩の痛みを悪化させるNGなトレーニング

特に痛みがある時期に避けてほしいのが、重いダンベルや高重量バーベルを使った肩のトレーニングです。肩プレスやラテラルレイズなどアウターマッスルをガンガン鍛えようとする動きは、炎症を悪化させる可能性が高いです。

また「多少痛くても我慢して動かせば治る」という根性論も危険です。痛みはそれ以上動かしてはいけないというサインですから、無視しないでください。

次の動作には特に注意が必要です。

  • 痛みのある方向へ無理やり腕を上げる動作
  • 反動をつけて一気に腕を振り回すような動作
  • 高重量での肩のプレス系・フライ系種目
  • 痛みが出ているのに「いつもと同じメニュー」を続ける行為

回復を助ける、肩に優しい運動とは

では、積極的に取り入れてほしい動きをご紹介します。大切なのはインナーマッスル(腱板)を鍛えることです。肩関節を安定させる深層の筋肉群であるインナーマッスルが弱くなると、肩への負荷が増えて痛みが生じやすくなります。これを丁寧に鍛え直すことが、根本的な改善への近道です。

慢性期・回復期におすすめのセルフトレーニング

① 振り子運動(コッドマン体操)

テーブルや椅子に痛くない方の手をついて、上半身を少し前に倒します。痛い方の腕は力を抜いてだらんと垂らし、その状態で前後・左右に小さくゆっくり揺らします。1回10〜20秒、1日2〜3セットを目安に。腕の重みが自然な牽引となり、関節の動きを取り戻す第一歩になります。

② タオルを使った肩の外旋トレーニング

タオルを両手でつかみ、肩幅程度に広げます。肘を脇に軽くつけた状態で、タオルをゆっくりと外側に引っ張るように力を入れ、5秒キープ。これを10回繰り返します。外旋筋は四十肩・五十肩で最も弱くなりやすい筋肉のひとつです。痛みが出ない範囲で丁寧に行ってください。

③ 壁を使ったアイソメトリックトレーニング

関節をほとんど動かさずに筋肉を収縮させるアイソメトリック(等尺性)運動は、炎症が残っている時期でも比較的安全に行えます。痛い方の肘を90度に曲げ、手のひらを壁に押し当てて5秒間だけぐっと力を入れる。それだけです。前・後・横とそれぞれ方向を変えて行うことで、肩周囲の筋肉をバランスよく刺激できます。

④ 肩甲骨の引き寄せ運動

背筋をまっすぐに伸ばして立った状態で、両方の肩甲骨をギュッと背骨に向けて引き寄せます。2〜3秒キープしたらゆっくりと戻す。これを10回、1日2セット行いましょう。猫背や巻き肩が習慣になっている方は、肩甲骨まわりの筋肉が機能しにくくなっています。肩甲骨の動きを回復させることが、肩関節への負担を減らすことに直結します。

トレーニングを続けるうえで大切な3つのポイント

どの運動も共通して言えることが3つあります。

1つ目は「痛みが出たらすぐ中止すること」。わずかな違和感であっても、その日はそこで止めておくのが安全です。2つ目は「毎日少しずつ継続すること」。週に1回頑張るよりも、毎日5分の習慣のほうが圧倒的に効果が出やすいです。3つ目は「呼吸を止めないこと」。

力を入れるときに息を止めてしまうと血圧が上がり、炎症を悪化させることがあります。ゆっくりと呼吸を続けながら行ってください。

「筋トレをしているのになぜ発症するのか」という疑問について

「もともとジムに通って肩も鍛えていたのに四十肩になってしまった」という方が来院されることもあります。これは決して珍しいことではありません。表層の大きな筋肉(アウターマッスル)をしっかり鍛えていても、深層のインナーマッスルがバランス良く機能していないケースが多いのです。

また、巻き肩や猫背のクセがある人は特に要注意です。肩甲骨が前に出た姿勢が続くと、肩のインナーマッスルがつねに引き伸ばされた状態になります。その結果、関節内での摩擦が増えて炎症が起きやすくなります。筋トレをしているにもかかわらず発症する方の多くに、このパターンが見られます。

根本から良くするためには、原因の特定が欠かせない

ここまでセルフケアの方法をお伝えしてきましたが、大切なことをひとつお話しさせてください。肩関節周囲炎の原因は、実はひとつではありません。姿勢の問題だけでなく、血行不良や栄養不足、ホルモンバランスの乱れ、過去のケガの影響など、さまざまな要因が複雑に絡み合って起きることがほとんどです。

だからこそ、「なんとなくストレッチしたら少し楽になった」「筋トレを続けたら少し動くようになってきた」というレベルで満足するのは、実はとても危険なことです。根本の原因が残ったままでは、いくらセルフケアをしても再発を繰り返します。

私が大切にしているのは、「なぜこの人に四十肩・五十肩が起きたのか」を検査で明らかにすること。その答えが見えて初めて、本当の意味での改善が始まります。

痛み止めや湿布で「ごまかし続ける」ことのリスク

痛みを感じたらとりあえず湿布を貼る、市販の痛み止めを飲む、という方は多いです。もちろん一時的に痛みが楽になることはありますが、それは症状を表面的に抑えているだけです。原因が解決されていないため、薬をやめるとまた元に戻ります。長期間続けることで薬に対する耐性がついてしまうケースもあります。

まえだ整骨院が行う、四十肩・五十肩へのアプローチ

当院では、姿勢分析機器・自律神経検査・整形外科的検査という3種類の独自検査を用いて、肩の痛みの根本原因を数値や画像で可視化します。「なんとなく悪そう」ではなく、「ここに原因がある」と明確に示したうえで施術を進めていきます。

また細胞生理学理論に基づいた自然治癒力を活性化させる独自の施術法を組み合わせることで、四十肩・五十肩の症例と非常に相性のよいアプローチを提供しています。

検査から施術まで、院長である私が一貫して担当します。「ほかの整骨院に行ったけど改善しなかった」「整形外科では様子見と言われた」という方も、ぜひ一度ご相談ください。

この記事を読んでくださったあなたへ

肩が痛くて「運動をしていいのか、やめたほうがいいのか」と迷う気持ち、本当によくわかります。正直なところ、その答えは今の状態によって変わりますし、ひとりひとり違います。だからこそ、自己判断だけで進めずに専門家の目を借りてほしいのです。

「大げさかな」と思わなくて大丈夫です。肩の痛みは早めに対処するほど、改善までの期間も短くなります。一人で抱え込まずに、いつでも気軽にご相談ください。あなたの力に、必ずなれると思っています。

福岡市にある当院までお越しになられない方へ

遠方にお住まいの方に向けた、ご案内のページを用意しました。当院まで来られないという場合は、一度ご覧になられてみてください。


院長:前田

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