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【パニック障害】突然の恐怖感と発汗からの動悸や息苦しさを克服
パニック障害で来院された女性(40代/会社員)の事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
突然押し寄せる緊張感や発汗、動悸からはじまる呼吸困難が主訴。沈静後の猛烈な首と肩こりの硬直感。不定期に頭痛も発生し睡眠障害も併発。
立位正面姿勢の観察から、両足の外側荷重および前傾姿勢、足の裏外側と前部に肥大したタコ、頚部筋群の膨隆、ソーマダイン検査による自律神経の大きなバランスの乱れを確認。
これらの要素がパニック障害に大きく関与していると推測。
来院に至るまでの経緯
数年前から突然の動悸と息切れに始まり、何とも言えない緊張感に悩まされる。医療機関を受診しパニック障害と診断。薬や漢方や整体などを試すも大きな前進はない。
知人からの強い勧めで当院の話を聞き来院。仕事のストレスと夜更かしが原因だと自身でも認識している。
突然起こる症状、特に満員電車やバスに乗ることが困難になっており旅行も控えている。最近では映画館でも息苦しくなることも。
何より大好きな映画館での発生が苦痛で、また以前の様に普通の生活を送りたいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 外側荷重と前傾姿勢による頚部、肩部筋群の過緊張と頚椎のねじれ
- サーモグラフィーによる頚部と肩周辺部、手関節と下腿部の温度低下
- ソーマダイン検査による自律神経の大きな乱れ、特に交感神経
- 血液データの分析からタンパク質・ビタミン群・亜鉛・鉄の欠乏
検査結果の分析から、極度の外側荷重と前方荷重による頚椎への過負荷と血流障害および自律神経障害、栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
頚椎のねじれ、免疫力の強化と自律神経の調整を最優先とした姿勢矯正と頚椎の血流促進と賦活、自律神経の安定に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ調整療法とペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力強化をメインで施術開始。
首・肩から下半身にかけてのリンパ調整を行う。
立位と坐位の姿勢時に親指・内側とかかと、おへその下・丹田の位置を感じて立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を強化させるナッツなどのタンパク質、青魚などのEPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。また、成長ホルモンを安定させるために入眠する時刻を指定。
初回~2週目/週2回ペース
動悸や息切れなど主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
メンタル系に微妙な変化が出始めるが、日常生活での大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週2回ペース
回復状況は一進一退。大きな変化はまだ無し。
2か月経過/週2回ペース
外側と前側荷重の猫背姿勢に変化がみられはじめる。発汗の身体症状が徐々に軽減の方向へ。
3か月経過/週2回ペース
日常生活での不安感や緊張感に徐々に変化があらわれる。免疫力、精神的な症状が回復への兆しがうかがいはじめる。

6か月目の再検査による立位の姿勢、血中酸素濃度ともに基準値クリア。栄養状態も理想値へほぼ到達に。日常生活での不意の動悸・息切れが軽減傾向へ。
まだまだ症状の波が上下する状況は続いているが、仕事や日常生活において支障がないレベルにまで回復。ご本人からも交通機関の利用に支障がなくなった、とのご報告を受ける。
施術開始7か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

頚椎がポイントです
今回のケースでは猫背姿勢の影響による頚椎のゆがみと、前傾姿勢が引き起こす呼吸の浅さが主要因と推測しました。
頚椎を矯正し呼吸を安定させることで酸素が身体の隅々まで行き渡り、各組織を正常に機能させます。また、生活習慣も見直すことでメンタル的にも良い方向に向かうことができました。
一番大事な趣味の映画鑑賞も再開できたとのことでしたので、ひとまず私も安心しました。
もしもパニック障害でお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
パニック障害でお悩みなら…
パニック障害について解説しているこちらのページもお読みください。




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