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【めまい】貧血持ちで椅子から立つ時や朝起きる時に立ちくらみがする事例
めまいで来院された女性(40代/自営業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
起床時や椅子から立つ時の立ちくらみやめまいが主訴。上向きで寝ている時も周囲がグラグラするめまいが起こる。軽度ではあるが耳鳴りも併発。
立位の姿勢での体幹の前方傾斜が顕著で、片足立ちも不安定。足の裏の前部に肥大したタコを確認。
来院に至るまでの経緯
以前から不定期にめまいが起こり、脳の病気も疑い医療機関を受診する。耳鼻科系や脳の異常はなく明確な診断名はつかず、更年期障害の可能性もあるが断定できるほどのレベルではないと診断。薬を処方され、しばらく服用。
自身でも更年期の実感もなく関連する原因が思いつかず、他の治療法を模索し知人の紹介で当院に来院。
昔から貧血気味で立ちくらみもあり、肩こりと首こりがひどく、重度のコリが原因なのではと考えている。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位前面での両前側荷重と頚部・肩部筋群の硬直
- 前傾姿勢による頚椎のゆがみと骨盤のゆがみ
- サーモグラフィーによる頚部と肩の温度低下
- 血液データの分析でタンパク質と鉄とビタミン欠乏
- 血中酸素濃度基準値以下
検査結果の分析により、前方荷重による頚椎への過負荷と首と肩の血流障害と判断。
施術内容と経過
姿勢の矯正を最優先とした姿勢矯正と首・肩周辺の血流促進・賦活に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による姿勢調整、血菅加圧トレーニング法による体幹の筋力強化および賦活をメインで施術開始。
首・肩部のリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位の姿勢指導も行い、特に親指、内側とかかと側を意識して立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、血流促進を向上させるナッツや大豆などのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。
週1回ペースで施術を行い、約3週目に起床時のめまいの減少がみられる。4週目には日常生活動作における、めまいが大幅に幅に減少。めまい・耳鳴りは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。

再検査による姿勢検査での重心位置、血中酸素濃度の基準値クリア。業務時や日常生活でのめまい、耳鳴り、立ちくらみなどの貧血症状もほぼ軽減し、日常での不具合が完全に消失する。
施術開始約2か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

頚椎の柔軟性に注力
今回の症例では、前傾姿勢のため背中が丸くなる姿勢になり、頸椎に絶えず負荷が続いている状態でした。触診でも首と肩の筋肉にかなりの硬直を確認しましたので、柔軟性をつけるための矯正を行いました。
首と肩周りの血流が促進されると脳への血流がスムーズになりますので、脳の酸欠を防ぐことができます。
もしもめまいでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
めまいでお悩みなら…
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