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【起立性調節障害】倦怠感や疲労感で朝起きられない悩みからの克服
起立性調節障害で来院された男性(10代/学生)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
朝がきつくて起きられないほどの倦怠感と疲労感が主訴。午前中は体を動かすことが困難であるが、午後になるにつれて活動的になる。不定期にめまいも併発。
立位側面姿勢の観察から猫背姿勢による頭部前傾と、ソーマダイン検査による自律神経のバランスの乱れを確認。起立性調節障害に大きく関与していると推測。
来院に至るまでの経緯
倦怠感と疲労感で朝起きることができない状態が続き、学校に登校できない日が多い。医療機関を受診し起立性調節障害と診断。専門機関で治療を行うも体の好不調の波が激しく、ご両親が東洋医学からの治療も検討し、併用も考え当院に来院。
学校に行きたい気持ちが強いためストレスも強く、調子が良ければ登校もできる。一日でも早く治して勉強や友達と遊びたいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 血中酸素濃度基準値以下
- 猫背姿勢による胸鎖乳突筋の短縮と巻き肩
- サーモグラフィーによる首と肩の温度低下
- ソーマダイン検査での自律神経のバランスの乱れ
- 血液データの分析からビタミン群の欠乏
検査結果の分析から、前傾姿勢による首と肩の血流障害と自律神経障害および栄養に起因する問題と判断。
施術内容と経過
姿勢、主に前傾姿勢の矯正と免疫力を向上させるための姿勢矯正と首・肩の血流促進と賦活および自律神経調整、栄養指導に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理学に基づくリンパ調整療法と自律神経調整、ペインシフト運動療法による姿勢矯正、血菅加圧トレーニング法による免疫力強化をメインで施術開始。
首・肩のリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位と坐位の姿勢時におへその下・丹田の位置を感じて立つ意識への脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、免疫力を強化させるナッツや大豆などのタンパク質、サバなどのEPA・DHAやブロッコリースプラウトなどビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。また、成長ホルモンを安定させるために入眠する時刻を指定。
初回~2週目/週2回ペース
倦怠感、めまいなど主症状は大きな変化はなし。一進一退の状況。
2週目~4週目/週2回ペース
身体機能の大きな変化は無し。いまだ一進一退。
1か月経過/週1回ペース
機能回復は一進一退。大きな変化はまだ無し。
2か月経過/週1回ペース
前傾姿勢の変化がみられはじめる。朝の起床時の身体症状が徐々に改善の方向へ。
3か月経過/週1回ペース
朝の身体機能が徐々に正常に向かい始める。神経回復への兆しがうかがいはじめる。

4か月目の再検査による立位の姿勢、自律神経のバランスと血中酸素濃度ともに基準値クリア。朝の起床時の倦怠感や疲労感などの行動制限が軽減し、不調で休むことなく登校も可能になる。
施術開始5か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

姿勢が原因?
頚椎の異常から起立性調節障害を引き起こすことは大いに考えられます。前傾姿勢により、頭部が前に下がることで負担がかかり、血菅が障害を受け脳への血流量が低下したのではないか?と推測しました。
栄養のバランスや運動による免疫力の強化も自律神経を安定させる助けとなり、良い方向に進んだと考えております。今現在、学校にも通える段階まで落ち着き、ひとまず安心しました。
もしも起立性調節障害でお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
起立性調節障害でお悩みなら…
起立性調節障害について解説しているこちらのページもお読みください。




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