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【背中の痛み】ギックリ背中になりかけた肩甲骨の鈍痛の施術
背中の痛みで来院された男性(60代/自営業)の改善事例をご紹介します。

主訴(来院時の症状)
着替えや起床時の運動痛が主訴。洋服に腕を通すときや物を取ろうと腕を伸ばした時などに肩甲骨に痛みが増大する。重いものを持つ時の前かがみの動作や呼吸の際にも痛みが発生。
立位の姿勢での体幹の側方傾斜が顕著で、右の巻き肩が確認。
来院に至るまでの経緯
以前から背中の違和感を感じており、椅子から立ち上がりの瞬間に何とも言えない鈍痛を背中に発生。胆石や大動脈解離など内科的な病気の疑いも考え医療機関を受診し疲労性の背中痛と診断。
毎日が肉体労働で痛みが強くなる前から治療院で一度体を診てもらおうと考えていた。ちょうどタイミングよく行く理由ができたため、ネット検索で当院に来院する。
痛みの部位だけの治療ではなく、体全体のバランスの面からも治したいと施術を希望。
検査と所見
初回検査結果は以下の通り。
- 立位前面での右外側荷重と巻き肩
- 前傾姿勢による背骨のゆがみと骨盤のゆがみ
- サーモグラフィーによる腰部の温度は正常
- 血液データの分析では異常なし
- 血中酸素濃度基準値以下
検査結果の分析により、前外方荷重による肩甲骨への過負荷と血流障害と判断。
施術内容と経過
肩甲骨と姿勢の矯正を最優先とした骨盤矯正と肩甲骨部の血流促進・賦活に重点を置いた。

整体法による骨盤矯正、ソーマダインによる細胞生理に基づくリンパ療法とペインシフト運動療法による姿勢調整、血菅加圧トレーニング法による筋力強化および肩甲骨部の賦活をメインで施術開始。
首・肩・肩甲骨部のリンパ調整と自律神経調整を行う。
立位の姿勢指導も行い、特に親指、内側とかかと側を意識して立つ脳内イメージを強化させる。
あわせて栄養指導を行い、血流促進を向上させるナッツや大豆などのタンパク質やサバなどのEPA・DHA、ブロッコリースプラウトなどのビタミンを多く含む食品の積極的な摂取を指示。
週1回ペースで施術を行い、約3週目に起床時の疼痛の減少がみられる。4週目には日常生活動作の運動痛が大幅に幅に減少。痛みは多少残存しているが、症状は沈静化の方向へ。

再検査による姿勢検査での重心位置、肩甲骨の可動性の基準値クリア。業務時と日常生活での疼痛も消失し、肩甲骨運動痛が完全に消失する。
施術開始約1か月時点で経過順調とする。予後良好により現在定期メンテナンス中。
院長からのコメント

肩甲骨の柔軟性に注力
今回の症例では、長時間の重いものを持つ肉体労働で背中が丸くなる姿勢になり、筋緊張が絶えず続いている体の状態でした。触診でも肩甲骨周りの筋肉にかなりの硬直を確認しましたので、柔軟性をつけるための矯正を行いました。
背中の痛みは胆石や膵臓や心臓疾患などの病気との見極めにも注意すべき症状でもあります。
もしも背中の痛みでお悩みなら一度ご相談いただけると幸いです。
背中の痛みでお悩みなら…
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