【肩こり】重度のコリ感からくる頭痛と耳鳴りに悩まされ続けて

重度の肩こりで来院された女性（50代/自営業）の改善事例をご紹介します。

主訴（来院時の症状）

重度の肩こりによる肩から背中にかけての疼痛および鈍痛。首を回したり振り返り時に可動域制限がみられる。疲労の蓄積で週1～2回は頭痛が生じることも度々みられる。関連症状として不眠による睡眠不足と原因不明の耳鳴り。

睡眠不足からのイライラ感、肩こりからくる痛みと頭痛と倦怠感が特に著明。

来院に至るまでの経緯

40歳後半あたりから肩こりを強く感じ始め、様々な治療院や整体院で治療するも変化はあまりみられず。検索で頚性神経筋症候群と疑い医療機関を受診したが異常なしと回答される。解決策をネットで検索。同業者の薦めで当院に来院。

肩の重さと痛みで仕事に対する集中力も低下。自営業と睡眠不足のストレスの影響で暴飲暴食になりつつある状況に危機感を持ち始めている。

検査と所見

初回検査結果は以下の通り。

検査結果の分析により頚部・肩部筋群の過緊張による血流障害とそれ伴う自律神経障害と判断。

施術内容と経過

頚部と肩部の血流量を安定させるための首・肩の血流促進と自律神経の調整に重点を置いた。

ソーマダインによる細胞生理学に基づく自律神経療法とペインシフト運動療法による歩行姿勢矯正をメインで施術開始。首から肩にかけてのリンパ調整と頚部のストレートネック補正を行う。

立位の姿勢時に体の中心・かかとで立つ意識の脳内イメージを強化させる。

あわせて栄養指導を行い、免疫力と睡眠の質を向上させるタンパク質と鉄・ビタミンを多く含む食材の積極的な摂取を指示。

初回～2週目/週2回ペース

倦怠感の改善は多少みられるが、痛み、頭痛は一進一退の状況。

2週目～4週目/週2回ペース

頭痛は減少傾向。痛みと倦怠感は残存。

1か月経過/週1回ペース

日常生活動作時の疼痛、頭痛、耳鳴り、いずれも軽減傾向へ。倦怠感も頻度が少なくなり不眠も改善傾向へ。

2か月経過/週1回ペース

頭痛、疼痛、耳鳴りが消失傾向へ。深い睡眠ができるようになり暴飲暴食も落ち着き始める。

3か月経過/週1回ペース

頭痛、疼痛、耳鳴り、すべて消失。倦怠感などの自律神経症状を感じない日も多くなる。

4か月目の再検査による姿勢検査と筋硬直検査ともに良好。頚部・肩部体温の正常化、頚部の可動域も回復し、疼痛、頭痛、耳鳴りいずれも消失。睡眠状態と食生活の状況も良好との報告もあり、施術開始4か月時点で経過順調とする。

予後良好により現在定期メンテナンス中。

以下ご本人のメッセージ

ストレスで生活習慣に乱れが出はじめ、これはマズイと思いお伺いしました。今までよりもよく眠れるようになりストレスもかなり軽減されています。

今回の出来事で定期的に身体の状態を診ていただいた方が良いとつくづく感じました。また今後ともお世話になります。この度はありがとうございました。

院長からのコメント

嬉しいご感想ありがとうございます。肩こりは自律神経の症状を連鎖的に引き起こしてしまうことが多々あります。

特にストレスにおいては過食といった食行動にも悪影響をもたらしてしまいます。

何かとお忙しい時期だと思いますが、また今後ともサポートしてまいりますので引き続きよろしくお願いいたします。

重度の肩こりでお悩みなら…

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